建築設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 建築設計製図Ⅱ
科目番号 0021 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:日本建築学会編 コンパクト資料集成(丸善)
担当教員 清水 隆宏,鶴田 佳子,今田 太一郎

到達目標

①様々な社会的問題に対して,建築の計画を 通じた提案能力を身につける。
②CAD,CG を活用した建築表現が出来る。 3.自身で考えた計画を,他者に説明できる能力を身につける。
③自身で考えた計画を,他者に説明できる能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1 課題の意図を理解し,的確に企画を立てられる。課題の意図を理解し,的 確に企画を立てられる(8 割以上)。課題の意図をほぼ理解し,企 画を立てられる(6 割以上)。課題の意図を理解し,的確に 企画を立てることができな い。
2 創造的かつ整合性のとれた計画を作成できる。創造的かつ整合性のとれ た計画を作成できる(8 割以上)。創造的かつ整合性のとれた 計画をほぼ(6 割以上)作成 できる。造的かつ整合性のとれた 計画を作成することができ ない。
3 デジタルツールを用いて的確で美しい表現ができる。デジタルツールを用い て、的確で美しい表現が できる(8 割以上)。デジタルツールを用いて、ほ ぼ的確で美しい表現ができ る(6 割以上)。デジタルツールを用いて、的 確で美しい表現ができない。
4 相手に的確に意図を伝えるプレゼンテーションができる。相手に的確に意図を伝え るプレゼンテーションが できる(8 割以上)。相手に的確に意図を伝える プレゼンテーションがほぼ (6 割以上)できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築設計製図 II においては、建築単体に留 まるのではなく,地域や社会をよりよい方向に 向けていく為の提案性を持ったデザイン能力 を習得する。具体的には以下の項目を目標とす る。
授業の進め方・方法:

注意点:
建築関係の諸雑誌等に常に目を通し,情報を収集すること,また,建築設計製図 II では,社会性を持った課題が設 定されるので,日頃から新聞等のメディアを通じて,社会や地域の状況を把握すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 【第1課題】複合空間の計画 (担当:清水)
第1回:課題提示、趣旨説明
2週 空間の設定
3週 空間の設定
4週 資料の収集
5週 資料の収集
6週 エスキースチェック1(コンセプト・基本計画の検討)
7週 エスキースチェック1(コンセプト・基本計画の検討)
8週 エスキースチェック2(スタディ模型などによる検討)
2ndQ
9週 エスキースチェック3(平面図・立面図の検討)
10週 エスキースチェック3(平面図・立面図の検討)
11週 エスキースチェック4(断面図・パースの検討)
12週 エスキースチェック4(断面図・パースの検討)
13週 エスキースチェック5(プレゼンテーションの検討)
14週 エスキースチェック5(プレゼンテーションの検討)
15週 講評会(プレゼンテーション)
16週
後期
3rdQ
1週 【第2課題】地域課題解決にむけたまちづくり計画 (担当:鶴田)
課題提示、趣旨説明
2週 現状分析まとめ
3週 現状分析まとめ
4週 まちづくり計画の作成
5週 まちづくり計画の作成
6週 まちづくり計画の作成
7週 まちづくり計画の作成
8週 【第2課題】地域課題解決にむけたまちづくり計画 (担当:鶴田)
第16回:課題提示、趣旨説明
4thQ
9週 エスキースチェック
計画コンセプト
建築平面図・建築立面図・断面図
詳細計画
10週 エスキースチェック
計画コンセプト
建築平面図・建築立面図・断面図
詳細計画
11週 エスキースチェック
計画コンセプト
建築平面図・建築立面図・断面図
詳細計画
12週 エスキースチェック
計画コンセプト
建築平面図・建築立面図・断面図
詳細計画
13週 エスキースチェック
計画コンセプト
建築平面図・建築立面図・断面図
詳細計画
14週 プレゼンテーションチェック
15週 講評会(プレゼンテーション)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
建築図面を模写し、模写した図面が理解している。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。2
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。2
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる2
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。2
講評会等において、設計趣旨などをまとめ、プレゼンテーションができる。2
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。3
建築における形態(ものの形)について説明できる。3
デザインプレゼンテーションができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000