防災工学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 防災工学
科目番号 0032 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 参考書:プリント配布(適宜)
担当教員 犬飼 利嗣

到達目標

合理的で安全性の高い建築物を計画する上で必要となる、建築防災計画の基本的な考え方を理解する。また、用途別防災計画の設計例や,避難安全検証および耐火性能検証の実施例から、合理的で安全性が高く、かつ機能的な建築物を提供できるよう理解を深める。
これらにより、建築計画を立案する上で不可欠となる、建築防災工学に関する基礎的知識を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築防災計画の考え方に関する課題を正確(8割以上)に解くことができる。建築防災計画の考え方に関する課題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。建築防災計画の考え方に関する課題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目2建築防災計画の組立て方に関する課題を正確(8割以上)に解くことができる。建築防災計画の組立て方に関する課題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。建築防災計画の組立て方に関する課題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目3用途別防災計画のまとめ方に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。用途別防災計画のまとめ方に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。用途別防災計画のまとめ方に関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目4特殊防排煙システムの組立て方に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。特殊防排煙システムの組立て方に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。特殊防排煙システムの組立て方に関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目5避難安全の検証方法に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。避難安全の検証方法に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。避難安全の検証方法に関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目6耐火性能の検証方法に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。耐火性能の検証方法に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。耐火性能の検証方法に関する問題をほぼ正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。また、参考となる資料を適宜配布するので、自宅学習を充実させ復習に務めること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築防災と性能規定
2週 建築防災計画の考え方
3週 建築防災計画の組立て方(1) 出火防止、発見・通報
4週 建築防災計画の組立て方(2) 拡大防止
5週 建築防災計画の組立て方(2) 初期消火、煙制御
6週 建築防災計画の組立て方(2) 避難
7週 建築防災計画の組立て方(3) 耐火、消防・救助
8週 建築防災計画の組立て方(3) 管理運営
2ndQ
9週 用途別防災計画(1) 事務所ビル
10週 用途別防災計画(2) 大規模店舗
11週 用途別防災計画(3) 病院
12週 特殊防排煙システム
13週 避難安全の検証
14週 耐火性能の検証
15週 期末試験
16週 期末試験模範解答の解説および成績評価の説明、防災工学総論

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
得点率60060
得点率04040