到達目標
本授業では、入学後の建築製図教育開始に当たり、基本的な製図用具の使い方や描線技術を修得した後、木造住宅の製図法を理解するとともに、木造建築物の設計基礎を修得する。また、CADの基本的操作を修得し、CADを用いた図面作成の技能を修得する。
目標
1)製図用具の基本的な使い方の修得
2)描線技術修得
3)製図方法修得
4)木造住宅製図法の修得
5)CADの基本操作の修得
6)CADを用いた図面作成技能の修得
7)木造建築物の基礎的設計
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 製図用具の使用方法を正確(8割以上)に理解している。 | 製図用具の使用方法をほぼ正確(6割以上)に理解している | 製図用具の使用方法を理解できていない。 |
評価項目2 | 描線が適正かつ正確(8割以上)にできる | 描線がほぼ適正かつ正確(6割以上)にできる | 描線がほぼ適正かつ正確にできない |
評価項目3 | JIS製図通則を正確(8割以上)に理解している | JIS製図通則をほぼ正確(6割以上)に理解している | JIS製図通則を理解できていない |
評価項目4 | 木造住宅の製図方法をほぼ正確(8割以上)に理解している | 木造住宅の製図方法をほぼ正確(6割以上)に理解している | 木造住宅の製図方法を理解できていない |
評価項目5 | CADを用いて正確(8割以上)に描線できる | CADを用いてほぼ正確(6割以上)に描線できる | CADを用いて描線できない |
評価項目6 | CADを用いて平面図を正確(8割以上)に描ける | CADを用いて平面図をほぼ正確(6割以上)に描ける | CADを用いて平面図を描くことができない |
評価項目7 | 木造建築物の基礎的設計技能を正確(8割以上)に理解し、設計できる | 木造建築物の基礎的設計技能をほぼ正確(6割以上)に理解し、設計できる | 木造建築物の基礎的設計技能を理解し、設計できていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
授業の進め方・方法:
始めに建築図面を描くための基礎として、描線演習→図面のトレース→CAD演習を行う。課題にあたっては提出期限を常に意識して、自ら課題作成のスケジュールを立てそれを実行すること。スケジュール管理を身につけるために自己によるスケジュール作成とそのセルフチェックを実施する。
授業内容に関連する教科書のページを熟読し、建築製図における線の意味を理解し、一本一本意識しながら描写すること。後期後半では小規模木造建築物の設計を行う。設計にあたっては身近にある建築物の実測を通して理解を深めることとする。
注意点:
課題提出によって評価を行う。前期は4課題×100=400点、後期は3課題(100点+100点+200点)計400点とし、前期・後期の重みを等しくして総得点率(%)によって成績評価を行う。ただし、一つでも未提出の課題がある場合は、不合格とする。また課題提出は時間厳守とし、期限に遅れた場合は減点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
製図用具の購入・製図用具の使い方・授業の進め方 |
製図用具の購入・製図用具の使い方・授業の進め方を理解する
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2週 |
描線・文字の練習1(鉛筆仕上げ) |
鉛筆仕上げによる描線を理解する
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3週 |
描線・文字の練習2(鉛筆仕上げ) |
鉛筆仕上げによる描線を理解する
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4週 |
描線・文字の練習3(鉛筆仕上げ) |
鉛筆仕上げによる描線を理解する
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5週 |
JIS製図通則講義 |
JIS製図通則を理解する
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6週 |
木造住宅平面図トレース1 |
木造住宅平面図の描き方を理解する
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7週 |
木造住宅平面図トレース2 |
木造住宅平面図の描き方を理解する
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8週 |
木造住宅平面図トレース3 |
木造住宅平面図の描き方を理解する
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2ndQ |
9週 |
木造住宅平面図トレース4 |
木造住宅平面図の描き方を理解する
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10週 |
木造住宅立面図・断面図トレース1 |
木造住宅立面図・断面図の描き方を理解する
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11週 |
木造住宅立面図・断面図トレース2 |
木造住宅立面図・断面図の描き方を理解する
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12週 |
木造住宅立面図・断面図トレース3 |
木造住宅立面図・断面図の描き方を理解する
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13週 |
CADの基本操作演習1 |
CADの基本操作を理解する
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14週 |
CADの基本操作演習2 |
CADの基本操作を理解する
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15週 |
CADの基本操作演習3 |
CADの基本操作を理解する
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
木造住宅矩計図トレース1 |
木造住宅矩計図の描き方を理解する
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2週 |
木造住宅矩計図トレース2 |
木造住宅矩計図の描き方を理解する
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3週 |
木造住宅矩計図トレース3 |
木造住宅矩計図の描き方を理解する
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4週 |
木造住宅矩計図トレース4 |
木造住宅矩計図の描き方を理解する
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5週 |
CADを用いた平面図トレース1 |
CADを用いた平面図の描き方を理解する
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6週 |
CADを用いた平面図トレース2 |
CADを用いた平面図の描き方を理解する
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7週 |
CADを用いた平面図トレース3 |
CADを用いた平面図の描き方を理解する
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8週 |
CADを用いた平面図トレース4 |
CADを用いた平面図の描き方を理解する
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4thQ |
9週 |
小規模木造建築物の設計1 |
小規模木造建築物の設計、作図を理解する
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10週 |
小規模木造建築物の設計2 |
小規模木造建築物の設計、作図を理解する
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11週 |
小規模木造建築物の設計3 |
小規模木造建築物の設計、作図を理解する
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12週 |
小規模木造建築物の設計4 |
小規模木造建築物の設計、作図を理解する
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13週 |
小規模木造建築物の設計5 |
小規模木造建築物の設計、作図を理解する
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14週 |
小規模木造建築物の設計6 |
小規模木造建築物の設計、作図を理解する
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15週 |
課題講評会 |
自身の課題内容を他者に説明できるようにする
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 3 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 3 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 2 | |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 3 | |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 2 | |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 3 | |
建築図面を模写し、模写した図面が理解している。 | 2 | |
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 800 | 800 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 800 | 800 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |