科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 体育
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ステップアップ高校スポーツ(大修館)
担当教員 麻草 淳,勝野 太介,井上 希美

到達目標

様々な運動の実践を通して、それぞれの種目特性を理解しながら必要となる体力・技能の向上を図ること、また、集団での活動を通して協調・協力する態度を育てることを目標とする。
運動にかかわる知識、技能、態度を育てることが、生涯に渡る健康のための適切な運動習慣の確立に繋がることを期待する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 関心・意欲・態度 様々な運動に対して、体力・技能の向上に向けた積極的な取り組みができる。様々な運動に対して積極的に取り組むことができる。様々な運動に対して積極的に取り組むことができない。
評価項目2 思考力・判断力自己やチームの課題を見つけ、適切な取り組みや工夫ができる。また適切なアドバイスができる。自己やチームの課題を見つけることができる。自己やチームの課題を見つけられない。
評価項目3 運動技能見本となることができるような効率的な技能やゲームにおける効果的なプレーを習得している。運動・ゲームを構成する基本的な技術が身に付いている。運動・ゲームを構成する基本的な技術が身に付いていない。
評価項目4 知識・理解度運動・種目の特性をよく理解し、プレーヤーとしてのみならず審判としてゲームの進行ができる。運動・種目の特性をある程度理解し、プレーヤーとして適切な判断ができる。種目の特性を理解できておらず、プレーヤーとして適切な判断ができない。
評価項目5 責任・貢献・協調性集団における自己の役割を自覚し、授業の運営・チーム力の向上に大いに貢献できる。集団における自己の役割を自覚し、能力に応じた貢献ができる。集団における自己の役割を自覚できず、能力に応じた貢献ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期(遠隔授業期間)
①授業:紹介される運動について、やり方や効果を理解し、実践する。
②自宅学習:各自が実施した運動内容を1週間ごとにまとめて報告する。

後期
・体力テスト ・サッカー ・フットサル 
授業の進め方・方法:
遠隔授業について
遠隔授業期間は、授業での運動紹介と自宅での運動実践・報告を行う。
授業への出席確認はLMSで行う。また、授業に関する連絡もLMSに上げるので毎週確認すること。
授業では、自宅で実践しやすい運動を紹介していくので、運動しやすい服装、運動できるスペースを確保しておくこと。
自宅での運動実践は、各自が健康・体力の維持増進のための運動を工夫し実践し1週間ごとまとめ、LMSに報告する。

通常授業について
種目特性を理解し楽しさを感じるためには、個人技能の向上が不可欠である。事前に教科書に目を通しておき、練習やゲームに積極的に取り組むこと。また、練習やゲームを安全で円滑に進めるために、互いに協力し、各自の役割を果たすこと。
※授業内容は、健康・安全面への配慮から、天候等により変更することがある。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(遠隔授業について、運動実践報告について) 今後の受講に必要なことについて理解する(出席確認、報告書の記載、提出方法など)
2週 自宅で取り組みやすい運動の実践①
運動実践報告①
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
3週 自宅で取り組みやすい運動の実践②
運動実践報告②
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
4週 自宅で取り組みやすい運動の実践③
運動実践報告③
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
5週 自宅で取り組みやすい運動の実践④
運動実践報告④
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
6週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑤
運動実践報告⑥
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
7週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑦
運動実践報告⑦
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
8週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑧
運動実践報告⑧
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
2ndQ
9週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑨
運動実践報告⑨
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
10週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑩
運動実践報告⑩
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
11週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑪
運動実践報告⑪
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
12週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑫
運動実践報告⑫
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
13週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑬
運動実践報告⑬
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
14週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑭
運動実践報告⑭
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
15週 自宅で取り組みやすい運動の実践⑮
運動実践報告⑮
授業で紹介される運動について、やり方や効果を理解し実践する。
1週間に実施した運動について、必要事項をまとめ報告する。
16週
後期
3rdQ
1週 球技大会 種目別練習…班別練習
     (ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)
球技大会に向け、各種目ごとにグループ学習と練習をする
2週 球技大会 チーム別対抗戦
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)
球技大会に向け、各種目ごとにグループ学習の成果を試す
3週 サッカー 基本技術の習得(パス・ドリブル・シュートなど基本練習 サッカーの基本技術の上達を図る
4週 サッカー 基本技術の習得(基本練習・6チーム練習・1次リーグ戦①) サッカーの基本技術・チームワークの上達を図る
5週 サッカー 基本技術の習得(基本練習・6チーム練習・1次リーグ戦②) サッカーの基本技術・チームワークの上達を図る
6週 サッカー 基本技術の習得(基本練習・6チーム練習・1次リーグ戦③) サッカーの基本技術・チームワークの上達を図る
7週 サッカー 基本技術の習得(基本練習・6チーム練習・1次リーグ戦④ サッカーの基本技術・チームワークの上達を図る
8週 サッカー 技術テスト (ドリブルタイム測定) サッカー基本技術の評価
4thQ
9週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦①)
    
サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
10週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦②)
     
サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
11週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦③)
    
サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
12週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦④)
     
サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
13週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦⑤)
     
サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
14週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦⑥)
    
サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
15週 サッカー 基本と応用技術の習得(基本練習・8チーム練習・2次リーグ戦⑦) サッカーの技術上達を図る チームによる戦略・戦術の応用技能を高める
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2

評価割合

関心・意欲・態度思考力・判断力運動技能知識・理解度責任・貢献・協調性合計
総合評価割合5030703020200
前期4020102010100
後期1010601010100