到達目標
①Excelを用いた表計算をすることができる。
②Excelを用いたグラフ作成ができる。
③プログラミング言語VBAを用いた基本的なプログラムの作成ができる。
④プログラミング言語VBAを用いた基本的なアルゴリズムを理解できる。
岐阜高専ディプロマポリシー(A)、(E)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
①Excelを用いた表計算をすることができる。 | Excelを用いた表計算を8割以上正確にすることができる。 | Excelを用いた表計算を6割以上正確にすることができる。 | Excelを用いた表計算ができない。 |
②Excelを用いたグラフ作成ができる。 | Excelを用いたグラフ作成を8割以上正確にすることができる。 | Excelを用いたグラフ作成を6割以上正確にすることができる。 | Excelを用いたグラフ作成ができない。 |
③プログラミング言語VBAを用いた基本的なプログラムの作成ができる。 | プログラミング言語VBAを用いた基本的なプログラムの作成を8割以上正確に実行することができる。 | プログラミング言語VBAを用いた基本的なプログラムの作成を6割以上正確に実行することができる。 | プログラミング言語VBAを用いた基本的なプログラムの作成することができない。 |
④プログラミング言語VBAを用いた基本的なアルゴリズムを理解できる。 | プログラミング言語VBAを用いた基本的なアルゴリズムを理解して伴う計算を8割以上正確に実行することができる。 | プログラミング言語VBAを用いた基本的なアルゴリズムを理解して伴う計算を6割以上正確に実行することができる。 | プログラミング言語VBAを用いた基本的なアルゴリズムを理解して伴う計算を実行することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在の情報化社会において、コンピュータを用いた情報を処理する技術は、様々な場面で必要とされている。本科目では、建築分野の研究を進めるにあたり、アンケート調査や実験や数値解析等で得られたデータをコンピュータを用いてExcelの表計算やプログラミングで処理することのできる力を身につける。
授業の進め方・方法:
1~8週を石川、9~15週を小川が担当する。授業は、プログラム計算に必要な技術と知識を演習中心に行うことで習得する。
(事前準備の学習)Excelを開き、簡単な操作を行い画面のどこに何があるか把握しておくこと。
英語導入計画(1~8週):Technical Term
英語導入計画(9~15週):Oral(50%) Documents(80%)
注意点:
Excelの基本操作やプログラミング言語の習得では、前の週までに習った知識を使いながら新たな内容を取り扱うことが行われる。授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須となる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
情報処理教育の目的、Excelの画面の見方を理解する。
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2週 |
Excelの四則演算 (ALレベル:B) |
数式を直接入力して計算ができる。
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3週 |
Excel関数を用いた計算 (ALレベル:B) |
AVERAGE, STDEVPなどを用いた計算ができる。
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4週 |
Excel関数を用いたデータ整理 (ALレベル:B) |
MAX, MIN, VLOOKUPなどを用いたデータ整理ができる。
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5週 |
Excel構文を用いたデータの評価 (ALレベル:B) |
論理式などを用いたデータ評価ができる。
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6週 |
Excelを用いたグラフ作成① (ALレベル:B) |
円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフを作成できる。
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7週 |
Excelを用いたグラフ作成② (ALレベル:B) |
散布図、複合グラフを作成できる。
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8週 |
中間試験 |
-
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2ndQ |
9週 |
VBAよる計算(マニュアル計算と関数計算) (ALレベル:A) |
VBAによる計算(マニュアル計算と関数計算)を行うことができる。
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10週 |
VBAによるプログラミング(基本ルール) (ALレベル:A) |
VBAによるプログラミング(基本ルール)を行うことができる。
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11週 |
VBAによるプログラミング(アルゴリズム) (ALレベル:A) |
VBAによるプログラミング(アルゴリズム)を行うことができる。
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12週 |
VBAによるプログラミング(条件分岐) (ALレベル:A) |
VBAによるプログラミング(条件分岐)を行うことができる。
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13週 |
VBAによるプログラミング(繰り返し計算) (ALレベル:A) |
VBAによるプログラミング(繰り返し計算)を行うことができる。
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14週 |
VBAによるプログラミング(実践的演習) (ALレベル:A) |
VBAによるプログラミング(実践的演習)を行うことができる。
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15週 |
期末試験 |
-
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16週 |
試験解答の解説と評価方法の説明、発展的課題の説明 |
試験解答の解説を理解し、発展的課題を解決する方法を理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 4 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 4 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 4 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | プログラム・アルゴリズム関連の演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 10 | 10 | 45 |
専門的能力 | 25 | 10 | 10 | 45 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 10 |