科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 倫理
科目番号 0043 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書として『倫理』(東京書籍),資料集として『最新図説 倫理』(浜島書店)を使用する.
担当教員 南 泰代

到達目標

1. 生きるということを考え、心の在り方、生き方を考えることを目的とする
2. 哲学者や先人の考え方、生き方を理解することによって応用的に考えられることを目的とする
3. 世界中の人々の考え方、古代からの日本人の考え方を理解することによって応用的に考えられることを目的とする

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
到達目標1哲学者や先人の「人間とは何か」についての考え方や生き方を理解することによって、「生きる」ということを応用的に考えられる哲学者や先人の「人間とは何か」についての考え方や生き方を理解することによって、「生きる」ということを考えられる哲学者や先人の「人間とは何か」についての考え方や生き方を勉強するが、「生きる」ということを考えられない
到達目標2「青年期」とはどのような特徴を持っているか、どのような課題を持っているかを応用的に考えられる「青年期」とはどのような特徴を持っているか、どのような課題を持っているかを考えられる「青年期」とはどのような特徴を持っているか、どのような課題を持っているかを考えられない
到達目標3世界中の人々の考え方、古代からの日本人の考え方を理解し、自分の生き方を応用的に考えられる世界中の人々の考え方、古代からの日本人の考え方を理解し、自分の生き方を考えられる世界中の人々の考え方、古代からの日本人の考え方を理解できず、自分の生き方を考えられない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生きるということ、心の在り方、自分の良さを見つけ、生き方を考えることを目的とする
西欧思想の代表的な人物を取り上げ、考え方た生き方を理解することを目的とする
日本の風土を理解し、古代の日本人から現代の日本人の考え方を理解することを目的とする
授業の進め方・方法:
すべての内容は学習・教育到達目標(A)の<技術者倫理>に対応する
・授業は講義、発表を中心とする
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
学習・教育目標(A-1)100%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション シラバスに基づいて,授業の目標などを理解する
2週 夢の実現を考え,発表できる
3週 生きるとは 生きるとはどういうことかを考え,発表できる
4週 人間とは 人間とは何かを理解することができる
5週 心の在り方を理解することができる
6週 青年期 青年期の特徴,自我同一性の確立を理解できる
7週 ギリシャの思想 自然哲学,ギリシャの思想を理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 ギリシャの思想 ソフィスト、ソクラテス、プラトンの考え方をまとめて発表できる
10週 ギリシャの思想 アリストテレス、デカルト、カントの考え方をまとめて発表できる
11週 中国思想 孔子、孟子、荘子の考え方をまとめて発表できる
12週 キリスト教の教え キリスト教の教えを理解できる
13週 仏教の教え 仏教の教えを理解できる
14週 イスラム教の教え イスラム教の教えを理解できる
15週 実存主義 キルケゴール、ニーチェの考え方を理解できる
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 日本の風土 日本の風土と文化について理解できる
2週 古代日本人 古代日本人の考え方について理解できる
3週 江戸時代の日本人 江戸時代の日本人の考え方について理解できる
4週 大正時代の日本人 大正・戦前の日本人の考え方について理解できる
5週 戦後の日本人 戦後の日本人の考え方について理解できる
6週 現代の日本人 現代の日本人の考え方について理解できる
7週 世界の人々 世界の人々の考え方について理解できる
8週 世界平和 世界について考え、世界平和について討論できる
4thQ
9週 中間試験
10週 生命の尊重 生命の尊重について考え理解できる
11週 家族 家族について考え理解できる
12週 権利 義務  権利と義務について考え理解できる
13週 福祉 幸福  福祉と幸福について考え理解できる
14週 自分 他人 自分と他人について考え討論できる
15週 生きるということ 生きるとはどういうことかを考え,発表できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合350150500
前期20050250
後期150100250