到達目標
(1)建築環境に関わる事象の計測方法やシミュ レーションによる予測手法を理解したうえで、実験結果を的確に表現する力を養う。
(2)実験結果の分析を通して、適切な建築環境のあり方を検討することができる環境デザイン的視点を養う。
岐阜高専ディプロマポリシー(A)、(D)、(E)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1)実験結果の表現 | 適切な計測手法を取り、計測結果を8割以上的確に表現できる。 | 適切な計測手法を取り、計測結果を6割以上的確に表現できる。 | 適切な計測手法を取り、計測結果を的確に表現できない。 |
2)実験結果の分析 | 建築環境に関する知識をいかして計測結果を分析した考察を8割以上的確に表現できる。 | 建築環境に関する知識をいかして計測結果を分析した考察を6割以上的確に表現できる。 | 建築環境に関する知識をいかして計測結果を分析した考察を的確に表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築環境工学のより深い知識を得ること、および建築環境工学と建築との繋がりについて理解することを目標に、種々の実験を通じて建築環境に関わる身の回りの現象の測定・検証を行う。
【成績評価】レポートの評価は、①実験の背景と目的、②実験方法、③実験結果、④図表、⑤考察、⑥レポートの体裁、⑦独自の工夫、の観点から行い、10点満点で採点する。提出遅れ、内容酷似は大きく減点する。最終的な成績は、4回のレポートの平均点で評価する。
授業の進め方・方法:
クラスを6班に分け、班毎に実験やExcelによるデータ整理及びグラフなどの作図を行う。
(事前準備の学習)環境工学基礎を復習しておくこと。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
授業の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、計測機器等の特徴の理解 |
レポート作成・提出の方法について理解する。計測で用いる機器類の特徴を理解する。
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2週 |
実験①「気候風土と室内環境」の実施(ALレベルC) |
実験を目的を理解した上で実施する。
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3週 |
実験①の関連データの取得、データ整理(ALレベルC) |
実験の分析を行い表・グラフを作成する。
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4週 |
実験①の関連データの取得、データ整理(ALレベルC) |
実験の分析を行い表・グラフを作成する。
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5週 |
実験①のレポート作成(ALレベルC) |
実験のレポートを完成させる。
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6週 |
実験②「窓と通風・照度に関わる測定」の実施(ALレベルC) |
実験の目的を把握した上で実験を実施する。
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7週 |
実験②の分析(ALレベルC) |
実験データの分析を行い表・グラフを作成する。
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8週 |
実験②のレポート作成(ALレベルC) |
実験のレポートを完成させる。
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2ndQ |
9週 |
実験③「音環境の測定」の説明・実施 |
実験の目的を把握した上で実験を実施する。
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10週 |
実験③の分析(ALレベルC) |
実験データの分析を行い表・グラフを作成する。
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11週 |
実験③のレポート作成(ALレベルC) |
実験のレポートを完成させる。
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12週 |
実験④「PMVに関わる測定」(ALレベルC) |
実験の目的を把握した上で実験を実施する。
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13週 |
実験④の分析(ALレベルC) |
実験データの分析を行い表・グラフを作成する。
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14週 |
実験④のレポート作成(ALレベルC) |
実験のレポートを完成させる。
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15週 |
レポートの講評 |
模範的なレポートのまとめ方、図の作成方法、考察などについて理解する。
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16週 |
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評価割合
| レポート | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
得点 | 100 | 100 |