インテリア設計I

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 インテリア設計I
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 参考書:コンパクト設計資料集成(日本建築学会編 丸善)、各種建築・家具等の雑誌
担当教員 石川 あゆみ

到達目標

以下の項目を目標とする。
①インテリア設計に関する企画力を向上する
②空間内観のデザイン能力を向上する
③自らの意図を作品にする能力を習得する
④設計意図を説明する能力を向上する
岐阜高専ディプロマポリシー(D)、(E)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
インテリア設計に関する企画力を向上する課題の趣旨を理解し、8割以上的確な企画を立てられる。課題の趣旨を理解し、6割以上的確な企画を立てられる。課題の趣旨を理解し、企画を立てられない。
空間内観のデザイン能力を向上する創造的かつ8割以上整合性のある計画を立てることができる。創造的かつ6割以上整合性のある計画をほぼ立てることができる。創造的かつ整合性のある計画を立てることができない。
自らの意図を作品にする能力を習得する8割以上的確で美しい表現ができる。6割以上的確で美しい表現ができる。的確で美しい表現ができない。
設計意図を説明する能力を向上する設計意図を8割以上正確に伝えることができる。設計意図を6割以上正確に伝えることができる。設計意図を正確に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
インテリアを構成する内部空間の総合的な設計能力を養う。
授業の進め方・方法:
各課題は、基本的に個人個人で行うが、必要に応じてグループワークとすることがある。
(事前準備の学習)インテリアデザイン論を復習しておくこと
英語導入計画:Technical terms
注意点:
各自が作業計画を立て、提出期限を厳守すること。
議論では、自らもしくは相手方の考え方を否定しないこと。また建設的な意見を述べるよう心掛けること。
D&A等を利用して、積極的に情報機器を利用し、技能習得に努めること。
各自が建築以外に興味のある分野と、生活空間の関係を考えてみること。
空間等の機能とデザインとの関わりを常に考え作品を観ること。
1つでも未提出の課題があるときは、不合格とする。また、課題提出は時間厳守とし、期限に遅れた場合は減点とする。
授業の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第一課題 展開図の作成 課題提示、趣旨説明(ALのレベルC) 課題の内容が理解できる
2週 展開図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
3週 展開図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
4週 展開図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
5週 第一課題講評会・第二課題 小規模空間の設計 課題提示、趣旨説明(ALのレベルA) 課題に基づいた設計に取り組める
6週 導入機能とエスキースのチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
7週 エスキースのチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
8週 平面図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
4thQ
9週 平面図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
10週 断面図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
11週 展開図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題の内容が理解できる
12週 展開図のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
13週 イメージパースや模型のチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
14週 全体とりまとめのチェックと指導(ALのレベルC) 課題に基づいた設計に取り組める
15週 第二課題講評会(ALのレベルA)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。4
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
建築における形態(ものの形)について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000200200
基礎的能力0000000
専門的能力00000200200
分野横断的能力0000000