到達目標
①持続可能な社会および地球環境問題に関する知識習得
②地球環境問題に対する社会的取り組みへの理解
③地球環境問題と建築の関係の理解
岐阜高専ディプロマポリシー:(C)、(D)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 持続可能な社会および地球環境問題に関する問題を8割以上解ける。 | 持続可能な社会および地球環境問題に関する問題を6割以上解ける。 | 持続可能な社会および地球環境問題に関する問題を6割未満しか解けない。 |
評価項目2 | 地球環境問題に対する社会的取り組みに関する問題を8割以上解ける。 | 地球環境問題に対する社会的取り組みに関する問題を6割以上解ける。 | 地球環境問題に対する社会的取り組みに関する問題を6割未満しか解けない。 |
評価項目3 | 地球環境問題と建築の関係を8割以上理解し、その要点を整理した資料が作成できる。 | 地球環境問題と建築の関係を6割以上理解し、その要点を整理した資料が作成できる。 | 地球環境問題と建築の関係を理解できず、その要点を整理した資料が作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築技術者が居住環境を論ずる場合、室内環境のみならず、室内環境に多大な影響を与える外部環境に関する知識も必要となる。本講義では、環境に対する幅広い知識を持ち、率先して環境問題に取り組める人材の育成のため、講義と演習を通じて環境問題と建築について理解を深める。
授業の進め方・方法:
前半は講義、後半は演習を行う。講義では、eco検定に対応した近年の地球環境問題、持続可能な社会、SDGsに関する知識の定着を図る。演習では教科書には載っていない最新事例や最新データの調査も行い、そのデータの読み取りを含めた資料作成を通じて環境問題等に関する知識を発表を通じて共有する。
(事前学習の学習)今までに社会科や理科で学習した地球環境問題の復習をしておくこと。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
授業の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
持続可能な社会に向けて |
環境問題への取組の歴史について理解する
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3週 |
持続可能な社会に向けたアプローチ① |
環境政策について理解する
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4週 |
持続可能な社会に向けたアプローチ② |
環境教育について理解する
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5週 |
各主体の役割・活動① |
国や地方、NPOなどによる環境問題に対する取組を理解する
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6週 |
各主体の役割・活動② |
企業による環境問題に対する取り組みを理解する
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7週 |
各主体の役割・活動③ |
個人による環境問題に対する取り組みを理解する
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
中間試験解答解説、課題事前説明 |
今までの学習内容をまとめ、理解する 課題に使用するPowerPointの使い方を理解する
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10週 |
課題(環境問題対策を含めた建築設計の調査・提案):事前学習、テーマ決定 (ALのレベルC) |
教科書から基礎知識を自己学習し、取り組みテーマを選択する
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11週 |
課題(環境問題対策を含めた建築設計の調査・提案):調査① (ALのレベルC) |
取り組みテーマについて、文献やインターネットを用いて最新事例・最新データを調査する
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12週 |
課題(環境問題対策を含めた建築設計の調査・提案):調査② (ALのレベルC) |
取り組みテーマについて、文献やインターネットを用いて最新事例・最新データを調査する
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13週 |
課題(環境問題対策を含めた建築設計の調査・提案):スライド作成① (ALのレベルC) |
調査した事例・データを理解し、スライドにまとめる
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14週 |
課題(環境問題対策を含めた建築設計の調査・提案):スライド作成② (ALのレベルC) |
調査した事例・データをふまえて環境問題対策を含めた建築設計を提案し、スライドにまとめる
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15週 |
課題(環境問題対策を含めた建築設計の調査・提案):発表 (ALのレベルC) |
発表を通じて、環境問題対策を含めた建築物について知識を深める
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 風土と建築について説明できる。 | 2 | |
気候、気象について説明できる。 | 2 | |
ヒートアイランドの現象について説明できる。 | 2 | |
大気汚染の歴史と現象について説明できる。 | 2 | |
都市環境における緑の役割について説明できる。 | 2 | |
自然再生可能エネルギー(例えば、風力発電、太陽光発電、太陽熱温水器など)の特徴について説明できる。 | 2 | |
省エネルギー(コジェネレーション等を含む)について説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 40 | 10 | 100 |
得点 | 50 | 40 | 10 | 100 |