概要:
英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。高専(高校)低学年次で既習の英文法を整理した上で、動詞の特性や用法、文構造等を中心に、英語運用能力をさらに発展させることを主たる目標とする。本授業を通して新たな科学的知見を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事象を理工系の表現に富んだ英文を通して理解・確認することで、英語独特の表現に慣れると同時に、学習者が自身の興味関心について発信できる英語運用能力を獲得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は、学習者によって十分な予習がなされていることを前提に進められる。反転学習の動画資料を学内ネットワーク経由で配信するので、授業前に必ず視聴し、学習のポイントを理解してから教室での対面授業に臨むこと。対面授業においては積極的な質問や発言を歓迎する。
注意点:
テキストは高専(高校)低学年次の理科や数学で既習の基礎的な科学事象について比較的平易な英文で丁寧に記述したものであり、各パートに含まれる語数も多くはない。パート毎に文法事項がピックアップされ丁寧に解説されているので、予習用動画教材の視聴と併せて学習することで、予習は容易であろう。専門用語がやや多く見えるが、理工系英語の特徴であり、きちんと理解し習得すべき用語ばかりである。十分に予習したうえで授業に臨み、疑問点はすぐに質問し、早めに復習して知識を定着させる、という学習サイクルを早く身につけることである。授業中行ったTOEIC 模擬問題の確認や単語の修得を家庭学習として毎回行い、次の授業に臨むこと。
学習・教育目標 (C-2) 70 % (A-2)30 %
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、基本文法の総復習、 品詞、文型、関係詞など。 (ALのレベルA) |
授業ガイダンス、品詞、文型、関係詞を正確に説明することができる。
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2週 |
Lesson 1 Trigonometry Part 1 Trigonometric Ratios (ALのレベルA) |
「代表」を表すa/an、「前提条件」を表すwhere、を正しく使うことができる。
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3週 |
Lesson 1 Trigonometry Part 2 Radians (ALのレベルA) |
so that S + V 〜、倍数表現、範囲・限定を表すin、を正しく使うことができる。
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4週 |
Lesson 1 Trigonometry Part 3 Graph of the Sine Function (ALのレベルA) |
変動する数量につく不定冠詞a/an、「情報共有」を表す定冠詞theを正しく使うことができる。
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5週 |
Lesson 2 Elements Part 1 Periodic Table (ALのレベルA) |
仮定法の基礎を理解する。no longer 〜、if … be to 〜 を正しく使うことができる。
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6週 |
Lesson 2 Elements Part 2 Isotopes (ALのレベルA) |
間接疑問、先行する名詞の重複を避ける代名詞that/thoseを正しく使うことができる。
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7週 |
Lesson 2 Elements(ALのレベルA) |
even if、even though、only have toなどの表現を正しく使うことができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
Lesson 3 Force Part 1 Speed, Velocity and Acceleration (ALのレベルA) |
前置詞+関係代名詞、名詞を強調するsuch、「対比」を表すwhileを正しく使うことができる
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10週 |
Lesson 3 Force Part 2 Mass and Forces (ALのレベルA) |
形式主語、the+比較級・the+比較級、使役動詞を正しく使うことができる。
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11週 |
Lesson 3 Force Part 3 Gravity (ALのレベルA) |
仮定法の応用を理解する。倍数(分数)表現を正しく使うことができる。
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12週 |
Lesson 4 Calculus Part 1 Limits (ALのレベルA) |
as 〜 as possible、比較級 and 比較級、を正しく使うことができる。
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13週 |
Lesson 4 Calculus Part 2 Differential Calculus (ALのレベルA) |
to不定詞(名詞用法)と動名詞の既習事項を復習し、正しく使うことができる。
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14週 |
Lesson 4 Calculus Part 3 Integral Calculus (ALのレベルA) |
前置詞を伴うWH疑問文、exceptとexcept forを正しく使うことができる。
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末の総復習(ALのレベルA) |
Lesson 3から4までの総復習
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 5 Waves Part 1 Types of Waves (ALのレベルA) |
as if 〜を用いた仮定表現、動名詞の意味上の主語、受動態の進行形を正しく使うことができる
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2週 |
Lesson 5 Waves Part 2 Properties of Waves (ALのレベルA) |
to不定詞の意味上の主語について既習事項を復習し、正しく使うことができる。
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3週 |
Lesson 5 Waves Part 2 Properties of Waves (ALのレベルA) |
比較を表す接続詞than、supposeの用法、複合形容詞を正しく使うことができる。
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4週 |
Lesson 5 Waves Part 4 light Waves (ALのレベルA) |
〜 enough to doについて既習事項を復習し、正しく使うことができる。
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5週 |
Lesson 6 Earthquake Part 1 Measurement of Earthquakes (ALのレベルA) |
〜 as well、付帯状況を表すwith A …ing、部分否定not alwaysを正しく使うことができる。
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6週 |
Lesson 6 Earthquake Part 2 P-waves and S-waves (ALのレベルA) |
as 〜 as +[数値]、range from A to Bなどの表現を正しく使うことができる。
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7週 |
Lesson 6 Earthquake Part 3 Earthquake Information (ALのレベルA) |
受動態の現在完了形、in or around 〜を正しく使うことができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
Lesson 7 Electromagnetism Part 1 Magnetic Field (ALのレベルA) |
by means of 〜、everyとeachについて既習事項を復習し、正しく使うことができる。
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10週 |
Lesson 7 Electromagnetism Part 2 Electromagnetic Force (ALのレベルA) |
experience a forceなどの表現、範囲を表すwithinを正しく使うことができる。
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11週 |
Lesson 7 Electromagnetism Part 3 Electromagnetic Induction (ALのレベルA) |
nor + V + S(倒置)、Once 〜、such that〜などの表現を正しく使うことができる。
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12週 |
TOEIC-IP(要授業変更) |
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13週 |
Lesson 8 Cells and Reproduction Part 1 Cells Part 2 Living and Growth of Cells (ALのレベルA) |
関係副詞whereの先行詞省略、動詞(keepなど)+目的語+分詞を正しく使うことができる。
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14週 |
Lesson 8 Cells and Reproduction Part 3 Asexual Reproduction Part 4 Sexual Reproduction (ALのレベルA) |
再帰代名詞、in order for 〜 to ・・・などの表現を理解し、正しく使うことができる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
後期期末の総復習 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | 後5,後11 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後6,後7,後10,後13,後14 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後6,後7,後10,後13,後14 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後6,後7,後10,後13,後14 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後6,後7,後10,後13,後14 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |