建築構法Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築構法Ⅱ
科目番号 0113 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:建築構造(実教出版)/授業資料:プリント類(適宜配布)
担当教員 下村 波基,上原 義己

到達目標

建築構造物に求められる機能は、安全で快適な空間を確保していることである。この授業では、主に鉄筋コンクリート構造と鉄骨構造の基本となる事項を幅広く学習し、続く専門科目を理解するための基礎知識を習得し、それらを建築設計に活用する手段を理解することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1構造用鋼材、鉄筋、およびコンクリートに関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。構造用鋼材、鉄筋、およびコンクリートに関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。構造用鋼材、鉄筋、およびコンクリートに関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目2鉄筋コンクリート構造の構成に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。鉄筋コンクリート構造の構成に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。鉄筋コンクリート構造の構成に関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目3鉄骨構造の構成に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。鉄骨構造の構成に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。鉄骨構造の構成に関する問題をほぼ正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。
適宜参考となる資料等を示すので、予習・復習を必ず行うこと。
注意点:
常日頃から身の回りの建築に注意し、その構法に興味を持つ姿勢が重要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 構造用鋼材の分類と性質1
2週 構造用鋼材の分類と性質2
3週 鉄骨構造の構造形式
4週 鉄骨構造の構造計画
5週 鉄骨構造の接合方法(溶接・高力ボルト)
6週 鉄骨構造の柱や梁の形式1
7週 鉄骨構造の柱や梁の形式2
8週 中間試験
2ndQ
9週 鉄筋コンクリートの構造形式(ラーメン構造・壁式構造)
10週 鉄筋コンクリート構造の構造計画
11週 鉄筋の性質1
12週 鉄筋の性質2
13週 コンクリートの性質1
14週 コンクリートの性質2
15週 期末試験
16週 期末試験模範解答の解説および成績評価の説明、建築一般構造総論

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
得点率100100