建築生産

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建築生産
科目番号 0113 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 建築生産-ものづくりから見た建築の仕組み- (ものづくり研究会編著、彰国社、2012.11)
担当教員 高橋 知行

目的・到達目標

建築生産に関わる実務的な内容を理解し、実用的な技術者としての基礎的知識を習得する。
具体的には以下の項目を目標とする。
① 建築生産の関係者とその生産方法を習得する。
② 鉄筋コンクリート工事に関する基礎的知識を習得する。
③ 仕上工事の基礎知識を習得する。
④ 建築生産におけるネットワークの基礎知識・品質管理の概要を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
① 建築生産の関係者とその生産方法を習得する。建築生産の関係者とその生産方法を、正確に習得している。建築生産の関係者とその生産方法を、ほぼ正確に習得している。建築生産の関係者とその生産方法を、習得していない。
② 鉄筋コンクリート工事に関する基礎的知識を習得する。鉄筋コンクリート工事に関する基礎的知識を、正確に習得している。建築生産の関係者とその生産方法を、ほぼ正確に習得している。鉄筋コンクリート工事に関する基礎的知識を、習得していない。
③ 仕上工事の基礎知識を習得する。仕上げ工事の基礎知識を、正確に習得している。仕上げ工事の基礎知識を、ほぼ正確に習得している。仕上げ工事の基礎知識を、習得していない。
④ 建築生産におけるネットワークの基礎知識・品質管理の概要を理解する。建築生産におけるネットワークの基礎知識・品質管理の概要を、正確に理解している。建築生産におけるネットワークの基礎知識・品質管理の概要を、ほぼ正確に理解している。建築生産におけるネットワークの基礎知識・品質管理の概要を、理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築生産に関わる実務的な内容を理解し、実用的な技術者としての基礎的知識を習得する。
この授業は、実務で建築生産に携わる教員により、実践的な内容を学習することを目的としている。
授業の進め方と授業内容・方法:
幅広い内容を扱うので、講義内容に集中して授業を受けるようにする。
建築材料や各種構造の知識が前提となるので、復習しておくことが必要である。
英語導入計画:Technical terms
(事前準備の学習)RC構造1と鉄骨構造1の復習をしておくこと。
注意点:
(D-2 統計・システム系)100%
授業の内容を確実に⾝につけるために、予習・復習が必須である

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建設業の現状と建築生産に関わる関係者(建築主、設計者、工事監理者、工事施工者)
(ALのレベル C)
建設業の現状と建築生産に関わる関係者が理解できる。
2週 請負契約と施工者の決定(設計図書、請負契約、工事施工方法、請負契約の種類、工事施工者の選定)
(ALのレベル C)
請負契約と施工者の決定過程が理解できる。
3週 施工計画(準備作業、現場運営計画、工法・手順計画、施工設備計画、横線工程表、工程表)
(ALのレベル C)
施工計画の概要が理解できる。
4週 ネットワークについて
(ALのレベル C)
ネットワークが理解できる。
5週 安全衛生管理計画、施工管理(品質管理、施工管理の急所)
(ALのレベル C)
安全衛生管理計画と施工管理の概要が理解できる。
6週 仮設設備(仮囲い、門扉、仮設事務所、宿舎、下小屋、詰め所、倉庫、便所、動力、証明、給排水、安全設備、足場) 仮設設備の種類と意味が理解できる。
7週 建設機械(基礎・杭用機械、土木工事機械、削岩、破壊用機械、鉄筋・コンクリート用機械、楊重機械、建設ロボット他) 建設機械の種類と特徴が理解できる。
8週 中間のまとめ 建築生産計画の概要および仮設と機械が理解できる。
2ndQ
9週 地下工事(地盤調査、山留め工法(前半)) 地盤調査と山留め工法の概要が理解できる。
10週 山留め架構の設計 山留め架構設計の概要が理解できる。
11週 土工事・排水工事、その他 土工事と排水工事の概要が理解できる。
12週 杭工事(杭の支持力、既製コンクリート杭、杭、杭工法) 杭の支持力と工法の種類が理解できる。 
13週 杭工事(現場打ち杭、その他の杭) 場所打ち杭の概要が理解できる。
14週 地盤改良、砂砂利地業(改良工法、サンドドレーン、バイブロフローテーション、サンドコンパクション他) 地盤改良と砂砂利地業の概要が理解できる。
15週 期末試験
16週 期末試験の解答の確認と前期の総まとめ 地下工事の概要が理解できる。
後期
3rdQ
1週 鉄筋工事(材料、加工、組立、定着・継手、かぶり厚さ、鉄筋先組み工法、施工管理、試験) 鉄筋工事の概要が理解できる。
2週 型枠工事(コンクリート寸法図、型枠工法、型枠工法の手順、型枠・支保工の存置期間) 型枠工法の種類と概要が理解できる。
3週 型枠工事(工法)、コンクリート工事(材料と調合) コンクリートの使用材料の種類と特徴が理解できる。
4週 コンクリート工事(打設、品質管理、特殊コンクリート)
(ALのレベル C)
コンクリートの計画調合が理解できる。
5週 鉄骨工事(工場加工、ボルト接合、高力ボルト接合) 鉄骨の加工とボルト接合が理解できる。
6週 鉄骨工事(溶接接合、開先加工、建方工法、耐火被覆)
(ALのレベル C)
鉄骨の溶接接合と建方および耐火被覆の概要が理解できる。
7週 PC工事、コンクリートブロック工事(壁式PC工法、補強コンクリートブロック造) PC工事の概要が理解できる。
8週 仕上工事の概要①(ALC、防水工事、シーリング工事) ALCと防水工事の概要が理解できる。
4thQ
9週 仕上工事の概要②(石工事。タイル工事、木工事) 石とタイルおよび木工事の概要が理解できる。
10週 仕上工事の概要③(左官工事、金属建具工事、ガラス工事) 左官と金属およびガラス工事の概要が理解できる。
11週 仕上工事の概要④(塗装工事、内装工事) 内外装塗装工事の概要が理解できる。
12週 建築数量積算基準の概要(仮設、土工、地業、矩体、仕上、設備) 建築数量積算基準の概要が理解できる。
13週 建築数量積算基準の概要(工事別方式と部分別方式)
(ALのレベル C)
工事別および部分別方式の建築数量積算基準の概要が理解できる。
14週 品質管理の七つ道具(散布図、パレート図、ヒストグラム、特性要因図、チェックシート)
(ALのレベル C)
品質管理の七つ道具の概要が理解できる。
15週 期末試験
16週 期末試験の解答の確認と後期の総まとめ 建築生産に関わる実務的な内容が、実用的な技術者の立場に立って全般的に理解できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000