空間デザイン基礎

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 空間デザイン基礎
科目番号 0114 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:建築デザインの製図法から簡単な設計までー建築設計演習基礎編—(武者英二、永瀬克己著、彰国社) 参考書;各種建築雑誌(新建築・GA・カーサブルータス等)
担当教員 今田 太一郎

到達目標

①3次元図法を用いて、建築・3次元空間等を表現できる.
②3次元空間を創造的に組み立てられる
③プレゼンテーション能力を高める

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①3次元図法を用いて、建築・3次元空間等を表現できる学習した表現技術を使いこなすことが(8割以上)できる。学習した表現技術についての問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。学習した表現技術についての問題を解くことができない。
②3次元空間を創造的に組み立てられるテーマに対応した創造的なデザインが(8割以上)できる。テーマに対応した創造的なデザインについて、ほぼ的確(6割以上)に行うことができる。テーマに対応した創造的なデザインができない。
③プレゼンテーション能力を高める創意工夫を持って丁寧に作業し,美しく分かりやすい作品を作成することが(8割以上)できる。創意工夫を持って丁寧に作業し,美しく分かりやすい表現をほぼ的確(6割以上)に行うことができる。創意工夫を持って丁寧に作業し,美しく分かりやすい作品を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3次元図法を用いて3次元空間を表現する事を学ぶ.同時に3次元空間をデザインし,自らの作品のプレゼンテーションを行える能力を養う。
授業の進め方・方法:
授業は、各種図法の解説、演習を中心に行うとともに、3次元空間を意図を持って構成する課題の制作を合わせて行う。
注意点:
3次元の表現技術を習得するには,自ら理解し習得する努力が求められる.課題の有無に関わらず、各自自宅で練習すること。
 積極的に建築・デザインの雑誌等に目を通して、感性を養うと同時に、表現技術を参考とすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の内容と進め方 
   課題1提示「スケール感の把握」
2週 正投影およびアクソメトリック図1
3週 正投影およびアクソメトリック図2
4週 透視図法の原理と2消点透視図法1
5週 透視図法の原理と2消点透視図法2
6週 透視図法の原理と2消点透視図法3
7週 課題1講評会
課題2提示「空間の構想力を養う」
8週 中間試験
2ndQ
9週 透視図法による表現1
10週 透視図法による表現2
11週 透視図法による表現3
12週 透視図法による表現4
13週 透視図法による表現5
14週 透視図法による表現6
15週 第2課題講評会
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図建築の各種図面の意味を理解し、描けること。1
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。2
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。2
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。2
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。2
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。2
建築における形態(ものの形)について説明できる。2
デザインプレゼンテーションができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000700100
基礎的能力300000030
専門的能力000070070
分野横断的能力0000000