情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0118 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 わかるExcel2010,学研パブリッシング,木下貴博・白鳥陸・わかる編集部
担当教員 上原 義己

到達目標

課題および試験で、以下の項目について、6割以上の正解率に達していること。

①プログラミング言語BASICを用いた基本的なプログラムの作成および計算をすることができる。
② Microsoft Excelを用いたデータ処理と計算をすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①プログラミング言語BASICを用いた基本的なプログラムの作成とアルゴリズムを理解できる。プログラミング言語BASICを用いた基本的なプログラムの作成および計算を正確に実行することができる。プログラミング言語BASICを用いた基本的なプログラムの作成および計算をほぼ正確に実行することができる。プログラミング言語BASICを用いた基本的なプログラムの作成および計算を実行することができない。
②Microsoft Excelを用いたデータ処理と計算ができる。Microsoft Excelを用いたデータ処理と計算を正確に実行することができるMicrosoft Excelを用いたデータ処理と計算をほぼ正確に実行することができるMicrosoft Excelを用いたデータ処理と計算を実行することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在の情報化社会において、コンピュータを用いた情報を処理する技術は、様々な場面で必要とされている。本科目では、建築実験で得られたデータを統計的に扱うことのできる力を身につける。具体的には、以下の項目を目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は、数値計算に必要な技術と知識を習得するため、演習を中心に行う。また、プログラミング言語BASICでは、ポケコンを授業の中で使用するため、持参すること。
英語導入計画:technical terms
注意点:
学習・教育目標 E 100%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Microsoft Excelの基本操作(関数の書式、エラー値の修正) Microsoft Excelの基本操作(関数の書式、エラー値の修正)を行うことができる。
2週 Microsoft Excelによる数値計算(最大、最小、平均、偏差)
(ALレベル:C)
Microsoft Excelによる数値計算(最大、最小、平均、偏差)を行うことができる。
3週 Microsoft Excelによる数値計算(関数計算)
(ALレベル:C)
Microsoft Excelによる数値計算(関数計算)を行うことができる。
4週 Microsoft Excelによる数値計算(条件分岐、データ検索と抽出)
(ALレベル:C)
Microsoft Excelによる数値計算(条件分岐、データ検索と抽出)を行うことができる。
5週 Microsoft Excelによる数値計算(構造力学への応用)
(ALレベル:C)
Microsoft Excelによる数値計算(構造力学への応用)を行うことができる。
6週 Microsoft Excelによる図の描画(グラフの作成)
(ALレベル:C)
Microsoft Excelによる図の描画(グラフの作成)を行うことができる。
7週 Microsoft Excelによる図の描画(図形の作成)
(ALレベル:B)
Microsoft Excelによる図の描画(図形の作成)を行うことができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 ポケコンによる数値計算(マニュアル計算と関数計算)
(ALレベル:B)
ポケコンによる数値計算(マニュアル計算と関数計算)を行うことができる。
10週 ポケコンによる数値計算(メモリ計算と三角関数)
(ALレベル:C)
ポケコンによる数値計算(メモリ計算と三角関数)を行うことができる。
11週 BASICによるプログラミング(基本ルール) BASICによるプログラミング(基本ルール)を行うことができる。
12週 BASICによるプログラミング(アルゴリズム)
(ALレベル:C)
BASICによるプログラミング(アルゴリズム)を行うことができる。
13週 BASICによるプログラミング(条件分岐)
(ALレベル:C)
BASICによるプログラミング(条件分岐)を行うことができる。
14週 BASICによるプログラミング(繰り返し計算)
(ALレベル:C)
BASICによるプログラミング(繰り返し計算)を行うことができる。
15週 期末試験
16週 試験解答の解説と評価方法の説明、発展的課題の説明 試験解答の解説を理解し、発展的課題を解決する方法を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。4
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。1
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000