木質構造

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 木質構造
科目番号 0121 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 日本建築センター 編 ひとりで学べる木造の壁量設計演習帳
担当教員 柴田 良一

到達目標

講義で説明した耐震診断手法に関して、試験と課題を用いて達成度を把握する。
①壁量計算の意味と手法を正確に理解する(6割)
②耐震診断手法の計算手法と評価を正確に理解する(6割)
③耐震補強の方法を理解する(6割)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
壁量計算の意味と手法を正確に理解する(6割)壁量計算の意味と手法を、正確(8割以上)に理解できる。壁量計算の意味と手法を、ほぼ正確(6割以上)に理解できる。 壁量計算の意味と手法を、理解できない。
耐震診断手法の計算手法と評価を正確に理解する(6割)耐震診断手法の計算手法と評価を、正確(8割以上)に理解できる。耐震診断手法の計算手法と評価を、ほぼ正確(6割以上)に理解できる。耐震診断手法の計算手法と評価を、理解できない。
耐震補強の方法を理解する(6割) 耐震補強の方法を、正確(8割以上)に理解できる。耐震補強の方法を、ほぼ正確(6割以上)に理解できる。 耐震補強の方法を、理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
木材の特性を十分に理解して、耐震性能の診断方法を学習し、安全で合理的な木構造を設計するための知識を習得し、3段階の耐震診断手法を活用する能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること参考となる資料に授業計画を示すので、予習を必ずおこなうこと材料力学と構造力学の知識が必要なので、十分復習しておくこと
英語導入計画:Technical terms
注意点:
学習・教育目標 (D-2)100%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 木構造の概要,講義計画、各種設計法の説明 説明の復習
2週 木質構造部材の特性・接合方法と特性(ALレベルC) 特性の復習
3週 木造住宅の基礎(ALレベルC) 用語の確認
4週 木造住宅と地震(ALレベルC) 内容の確認
5週 耐震設計法の概要(ALレベルC) 設計法の復習1
6週 耐震設計法の演習(ALレベルC) 設計法の復習2
7週 耐震設計法のパソコンを用いた演習(ALレベルC) 演習の確認
8週 中間試験
4thQ
9週 耐震診断の概要(ALレベルC) 説明の復習
10週 既存戸建住宅の耐震性の評価(ALレベルC) 評価の確認
11週 既存軸組構造住宅の耐震診断(ALレベルC) 診断の確認
12週 既存軸組構造住宅の耐震診断の演習(ALレベルC) 演習の確認
13週 木造住宅設計のためのチェックシート作成(ALレベルC) 補足の作業
14週 木造住宅の補強手法(ALレベルC) しゅ
15週 期末試験
16週 試験解答の解説と評価方法の説明、発展的課題の説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野材料建築材料の変遷や発展について説明できる。2
建築材料の規格・要求性能について説明することができる。2
木材の種類について説明できる。3
耐久性(例えば腐れ、枯渇、虫害など)について説明できる。2
構造木構造の特徴・構造形式について説明できる。4
木材の接合について説明できる。4
基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000