計画特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 計画特論
科目番号 0121 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Excelによるアンケート分析(内田治 東京図書)
担当教員 鶴田 佳子

到達目標

①アンケート調査手法の習得。
②調査データの単純集計手法の習得
③調査データのクロス集計手法の習得
④多変量解析手法の種類と使い方の理解
⑤重回帰分析手法の習得
岐阜高専ディプロマポリシー:(D)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
アンケート調査法の理解アンケート調査法に関する問題が正確に解答できるアンケート調査法に関する問題がほぼ正確に解答できるアンケート調査法に関する問題が解答できない
アンケート調査票の作成アンケート調査票が正確に作成できる。アンケート調査票がほぼ正確に作成できる。アンケート調査票が作成できない。
データの集計(単純集計・クロス集計)ができる調査データの単純集計・クロス集計が正確にできる。調査データの単純集計・クロス集計がほぼ正確にできる。調査データの単純集計・クロス集計ができない。
多変量解析の手法の種類と使い方の理解多変量解析の手法の種類と使い方に関する問題を正確に解くことができる。多変量解析の手法の種類と使い方に関する問題をほぼ正確に解くことができる。多変量解析の手法の種類と使い方に関する問題を解くことができない。
重回帰分析によるデータ分析重回帰分析によるデータ分析が正確にできる。重回帰分析によるデータ分析がほぼ正確にできる。重回帰分析によるデータ分析ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築計画や都市計画を進める上で基礎となる社会的要求を把握するために必要な調査手法を習得すること、および調査によって得られたデータの集計・解析手法を習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
第1回~8回で、アンケート調査手法、調査データの集計および解析手法について学習する。第9回~15回では、学習した手法を使い、実際にアンケート調査を実施して、データの集計および解析を行いレポートを作成する。
注意点:
授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須である。
前半に、アンケート調査手法、調査データの集計および解析手法について学習する。後半で学習した手法を使い、実際にアンケート調査を実施して、データの集計および解析を行いレポートを作成することで理解を深める。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 計画のための調査手法 計画のための調査手法が理解できる。
(授業外学習・事前) 事前に配布したプリントを読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)計画のための調査手法にまとめる(3時間)
2週 アンケート調査 (アンケートの計画・標本調査法・調査票の作成) アンケート調査の基本的事項について理解できる。
(授業外学習・事前) 事前に配布したプリント及び教科書1章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)アンケートの計画・標本調査法・調査票の作成について復習する(3時間)
3週 アンケートのデータの種類と処理と調査データの単純集計
(ALのレベルC)
データの単純集計ができる。
(授業外学習・事前) 教科書2章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)単純集計の練習問題を復習しておく(3時間)
4週 調査データのクロス集計
(ALのレベルC)
データのクロス集計ができる
(授業外学習・事前) 教科書3章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)クロス集計の練習問題を復習しておく(3時間)
5週 多変量解析手法 多変量解析手法の種類について理解できる。
(授業外学習・事前) 配布したプリントを読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)各種多変量解析手法を整理してまとめておく(3時間)
6週 多変量解析手法 多変量解析手法の種類に応じた活用事例について理解できる。
(授業外学習・事前) 多変量解析手法の練習問題を解いておく。(1時間)
(授業外学習・事後)教科書第5章を読んでおく(3時間)
7週 重回帰分析 
(ALのレベルC)
重回帰分析ができる。
(授業外学習・事前) 教科書第5章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後 重回帰分析の練習問題を復習しておく(3時間)
8週 中間のまとめ  アンケート調査・データ集計・解析に関わる基本的事項について理解できる。
(授業外学習・事前) 第1回講義~第7回講義の内容を復習する(4時間)
2ndQ
9週 演習(アンケート票の作成)  
(ALのレベルC)
アンケート票が作成できる。
(授業外学習・事前) 配布したプリントを読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)調査票を完成させ、提出する(3時間)
10週 演習(調査とデータの入力)
(ALのレベルC)
調査データの入力ができる。
(授業外学習・事前) 調査を行うため準備(調査票と回答シートの作成)しておく(1時間)
(授業外学習・事後)調査データを整理する(3時間)
11週 演習(調査データの単純集計)
(ALのレベルC)
調査データを用いて単純集計ができる
(授業外学習・事前) 教科書2章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)単純集計についてレポート作成し提出する(3時間)
12週 演習(調査データのクロス集計)
(ALのレベルC)
調査データを用いてクロス集計ができる。
(授業外学習・事前) 教科書3章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後)クロス集計についてレポート作成する(3時間)
13週 演習(調査データのクロス集計)
(ALのレベルC)
調査データを用いてのクロス集計ができる。
(授業外学習・事前)クロス集計について質問事項をまとめておく(1時間)
(授業外学習・事後)クロス集計についてレポートを完成し、提出する(3時間)
14週 演習(調査データの重回帰分析)
(ALのレベルC)
調査データを用いての重回帰分析ができる。
(授業外学習・事前) 教科書第5章を読んでおく(1時間)
(授業外学習・事後 重回帰分析のレポートを作成する(3時間)
15週 演習(調査データの重回帰分析)
(ALのレベルC)
調査データを用いての重回帰分析ができる。
(授業外学習・事前)重回帰分析について質問事項をまとめておく(1時間)
(授業外学習・事後)重回帰分析についてレポートを完成し、提出する(3時間)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力0000000
専門的能力50000050100
分野横断的能力0000000