材料力学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 材料力学
科目番号 0145 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:構造力学Ⅰで使用している教科書/参考書:適宜プリントを配布する
担当教員 犬飼 利嗣

到達目標

4年以降に履修する鉄骨構造、RC構造等に関する断面設計の基礎となる教科目である。種々の外力が作用する部材断面内に生ずる応力の把握と理解を目的とする。
①応力ひずみ関係と組合せ荷重下の応力度
②断面の図心、断面二次モーメント
③二軸曲げと軸力を受ける部材断面に生ずる応力
④変断面材に生ずる応力

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1応力ひずみ関係と組合せ荷重下の応力度に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。応力ひずみ関係と組合せ荷重下の応力度に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。応力ひずみ関係と組合せ荷重下の応力度に関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目2断面の図心、断面二次モーメントに関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。断面の図心、断面二次モーメントに関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。断面の図心、断面二次モーメントに関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目3二軸曲げと軸力を受ける部材断面に生ずる応力に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。二軸曲げと軸力を受ける部材断面に生ずる応力に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。二軸曲げと軸力を受ける部材断面に生ずる応力に関する問題をほぼ正確に解くことができない。
評価項目4変断面材に生ずる応力に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。変断面材に生ずる応力に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。二軸曲げと軸力を受ける部材断面に生ずる応力に関する問題をほぼ正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
構造力学Ⅰで使用している教科書を参考にするが、授業は板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。理解を促進するための演習問題をプリントにして配布するので、自宅学習を充実させ復習に務めること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 垂直応力度、せん断応力度(1)
2週 垂直応力度、せん断応力度(2)
3週 断面一次モーメント、断面の図心の算出
4週 種々の断面に関する断面一次、二次モーメントの算出
5週 断面に関する断面二次モーメントの算出
6週 主応力度(1)
7週 主応力度(2)
8週 中間試験
2ndQ
9週 梁断面に生ずる曲げ応力度(1)
10週 梁断面に生ずる曲げ応力度(2)
11週 梁断面に生ずるせん断応力度
12週 二軸曲げ応力を受ける断面の中立軸
13週 二軸曲げ応力と軸力を受ける断面の中立軸
14週 断面の核、変断面材に生ずる曲げ応力度
15週 期末試験
16週 期末試験模範解答の解説および成績評価の説明、材料力学総論

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
得点率100100