到達目標
建築の構造や環境の分野と関連する、力学、剛体、弾性体、流体、波などの基礎を学ぶ。
(1) 質点の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を説明することができる。
(2) 剛体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を説明することができる。
(3) 弾性体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を説明することができる。
(4) 実験を実施し考察ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
(1) 質点の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を説明することができる。 | 質点の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を正確(8割以上)の正答率で説明することができる。 | 質点の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題をほぼ正確(6割以上)の正答率で説明することができる。 | 質点の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を解くことができない。 |
(2) 剛体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を説明することができる。
| 剛体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を正確(8割以上)の正答率で説明することができる。 | 剛体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題をほぼ正確(6割以上)の正答率で説明することができる。 | 剛体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を解くことができない。 |
(3) 弾性体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を説明することができる。
| 弾性体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を正確(8割以上)の正答率で説明することができる。 | 弾性体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題をほぼ正確(6割以上)の正答率で説明することができる。 | 弾性体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を解くことができない。 |
(4) 実験を実施し考察ができる。 | 実験を実施し、正確(8割以上)な的確さで考察をすることができる。 | 実験を実施し、ほぼ正確(6割以上)な的確さで考察をすることができる。 | 実験を実施し、的確な考察をすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
教科書の練習問題や講義における演習問題と同レベルの問題を試験で出題し、6割以上の正答レベルまで達していること。なお成績評価への重みは、下記の項目に関して同じ重みとする。
(1) 質点の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を6割以上の正答率で説明することができるか。
(2) 剛体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を6割以上の正答率で説明することができる。
(3) 弾性体の物理の概念を理解し、その応用として具体的な問題を6割以上の正答率で説明することができるか。
(4) 実験を実施し、6割以上の的確さで考察をすることができるか。
授業の進め方・方法:
講義の内容は、幅広い応用分野にわたるので、具体的な例などによる理解が肝心である。
注意点:
講義では、受身ではなくて、講義に参加する積極性が重要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
力の性質、作用・反作用の法則 |
力の性質、作用・反作用の法則を理解する。
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2週 |
重力、単位 |
重力、単位を理解する。
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3週 |
物体の平衡 |
物体の平衡を理解する。
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4週 |
トルク、平衡条件、偶力 |
トルク、平衡条件、偶力を理解する。
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5週 |
摩擦力、摩擦の法則 |
摩擦力、摩擦の法則を理解する。
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6週 |
摩擦角、摩擦円錐 |
摩擦角、摩擦円錐を理解する。
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7週 |
仕事、位置エネルギー |
仕事、位置エネルギーを理解する。
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8週 |
前期中間試験 |
前期中間試験内容に関する問題を適切に解答できる。
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2ndQ |
9週 |
等加速度運動 |
等加速度運動を理解する。
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10週 |
運動方程式 |
運動方程式を理解する。
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11週 |
保存力、ポテンシャルエネルギー |
保存力、ポテンシャルエネルギーを理解する。
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12週 |
仕事率 |
仕事率を理解する。
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13週 |
慣性系 |
慣性系を理解する。
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14週 |
非慣性系,揚力 |
非慣性系,揚力を理解する。
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15週 |
前期期末試験 |
前期期末試験内容に関する問題を適切に解答できる。
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16週 |
フォローアップ(期末試験の解答の解説など) |
前期期末試験の範囲の内容を理解して身につける。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
慣性モーメント |
慣性モーメントを理解する。
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2週 |
回転の運動方程式 |
回転の運動方程式を理解する。
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3週 |
剛体運動 |
剛体運動を理解する。
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4週 |
剛体の運動に関する建築分野への応用などの身近な現象 |
剛体の運動に関する建築分野への応用などの身近な現象を理解する。
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5週 |
固体の弾性的変形 |
固体の弾性的変形を理解する。
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6週 |
ひずみ、応力、たわみ、ずれ |
ひずみ、応力、たわみ、ずれを理解する。
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7週 |
地学、地球、地殻、マントル |
地学、地球、地殻、マントルを理解する。
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8週 |
後期中間試験 |
後期中間試験内容に関する問題を適切に解答できる。
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4thQ |
9週 |
実験(説明日) |
実験についての諸内容を理解する。
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10週 |
実験(第1回) |
適切な実験実施を行う。
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11週 |
実験(第2回) |
適切な実験実施を行う。
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12週 |
実験(第3回) |
適切な実験実施を行う。
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13週 |
ねじれ,トラス |
ねじれ,トラスを理解する。
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14週 |
弾性体の力学に関する建築分野への応用などの身近な現象 |
弾性体の力学に関する建築分野への応用などの身近な現象
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15週 |
後期期末試験 |
後期期末試験内容に関する問題を適切に解答できる。
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16週 |
フォローアップ(期末試験解答解説など) |
後期期末試験の範囲の内容を理解して身につける。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 前期中間試験 | 前期期末試験 | 前期課題 | 後期中間試験 | 後期期末試験 | 後期課題 | 学習到達度試験 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 10 | 30 | 30 | 10 | 6 | 146 |
基礎的能力 | 15 | 15 | 0 | 15 | 15 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 15 | 15 | 0 | 15 | 15 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 10 | 6 | 26 |