建築計画II

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築計画II
科目番号 0167 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 0
教科書/教材 建築計画学(松本直司、瀬田恵之、高井宏之、建部謙治、谷田真、中井孝幸、矢田努著 理工図書)
担当教員 櫻木 耕史

到達目標

最も得意とする専門分野の知識と能力を身につける 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築計画に関わるキーワードとその内容を把握する建築計画のキーワードに関する問題を正確(8割以上)に解くことができる建築計画のキーワードに関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。建築計画のキーワードに関する問題を解くことができない。
建築空間構成、空間形態の知覚、人間行動との関係を把握する建築空間構成、空間形態の知覚、人間行動に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる建築空間構成、空間形態の知覚、人間行動に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。建築空間構成、空間形態の知覚、人間行動に関する問題を解くことができない。
建築計画における調査、分析方法を理解する医療施設計画に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる医療施設計画に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。医療施設計画に関する問題を解くことができない。
医療施設計画について理解する建築計画における調査、分析方法に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる。建築計画における調査、分析方法に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。建築計画における調査、分析方法に関する問題を解くことができない。
建築計画におけるデザイン手法について把握する建築計画におけるデザイン手法に関する問題を正確(8割以上)に解くことができる建築計画におけるデザイン手法に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。建築計画におけるデザイン手法に関する問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築は人間生活の場であるとの認識のもとに、様々な用途の建築に共通し、建築設計における計画の基礎的な知識を習得する
授業の進め方・方法:
授業では適宜コンパクト建築設計資料集成(日本建築学会編 丸善)を利用する。
板書、スライドを中心とするが、適宜作図やグループワークも取り入れた弾力的な授業形態とする。
注意点:
建築の設計には様々な考え方があるため、建築計画に関わる概念の本質を理解するように努めてもらいたい。
理解を深めるため、スライドや図示した建築物・建築家に対し、自ら積極的に調べ、学習すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築計画の役割 建築計画の役割が分かる
2週 空間創造のための計画 建築計画の視点が理解出来る
3週 生活空間の創造 生活空間について理解出来る
4週 空間とは 空間の概念を理解する
5週 建築空間の構成 建築空間の構成について理解する
6週 形の意味 形の意味について理解する
7週 空間形態の知覚 空間形態の知覚について理解する
8週 中間試験
2ndQ
9週 身体と人間構造 身体と人間構造について理解する
10週 空間のイメージ 空間のイメージについて理解する
11週 アフォーダンスと空間図式 アフォーダンスと空間図式を理解する
12週 計画と設計の過程 計画と設計の過程を理解する
13週 全体計画 全体計画について理解する
14週 空間の性能・安全性 空間の性能・安全性について理解する
15週 建築計画の展開 建築計画の展開について理解する
16週
後期
3rdQ
1週 医療施設の計画 医療制度を考える
2週 医療施設の計画 医療施設の計画を理解する
3週 医療施設の計画 医療施設の計画を理解する
4週 医療施設の計画 医療施設の計画を理解する
5週 調査の方法と概要 調査の方法と概要を理解する
6週 意識評価手法 意識評価手法を理解する
7週 意識評価手法 意識評価手法を理解する
8週 中間試験
4thQ
9週 立てる・覆う・囲う 立てる・覆う・囲うの空間を理解する
10週 積む・組む・刻む 積む・組む・刻む空間を理解する
11週 並べる・整える・区切る 並べる・整える・区切る空間を理解する
12週 混ぜる・つなぐ・対比させる 混ぜる・つなぐ・対比させる空間を理解する
13週 変形させる・浮かす・透かす 変形させる・浮かす・透かす空間を理解する
14週 動きを与える・飾る・象徴させる 動きを与える・飾る・象徴させる空間を理解する
15週 調査分析手法の考え方 調査分析手法の考え方を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史モデュールについて説明できる。4前4,前9
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。4前9,後4
建築計画・設計の手法一般について説明できる。4前1,前2,前4,前5,前7,前10,前11,前13,前14,前15,後5
企画の手法について理解できる。3前3,前5,前6,前7,前12,前13,後1,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
動線について説明できる。3前9,前13,後2
ゾーニングについて説明できる。3前3,前5,前13,後3
都市と農村の計画について説明できる。3前2
地域資源(たとえば、指定・登録文化財、伝建制度・地区、観光資源、特産物など)について説明できる。3前2,前10
地域資源の保存・再生(たとえば、リノベーション、コンバージョンなど)手法について理解している。3前2,前10

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40000000400
基礎的能力0000000
専門的能力40000000400
分野横断的能力0000000