環境社会学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 環境社会学
科目番号 0170 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 環境社会検定試験eco検定公式テキスト(東京商工会議所)
担当教員 石川 あゆみ

到達目標

建築技術者が居住環境を論ずる場合、室内環境のみならず、室内環境に多大な影響を与える外部環境に関する知識も必要となる。本講義では、環境に対する幅広い知識を持ち、社会の中で率先して環境問題に取り組むことのできる人材育成のため以下の①~③を目標とする。
①持続可能な社会および地球環境問題に関する知識習得
②地球環境問題に対する社会的取り組みへの理解
③地球環境問題と建築の関係の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境問題の全体像を理解し、解決策を含めた建築設計の資料作成・提案ができる(8割以上)地球環境問題の全体像を理解し、解決策を含めた建築設計の資料作成・提案がほぼできる(6割以上)地球環境問題の全体像を理解し、解決策を含めた建築設計の資料作成・提案ができない。
評価項目2地球環境問題や持続可能な社会の要点を整理した資料作成ができる(8割以上)地球環境問題や持続可能な社会の要点を整理した資料作成がほぼできる(6割以上)地球環境問題や持続可能な社会を整理した資料作成ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
【内容】以下の3つの課題を実施する。
 課題1:特定の環境問題の要点を整理した資料の作成
 課題2:特定の環境問題の対策を提案する資料の作成
 課題3:環境問題対策を盛り込んだ含めた建築設計の資料の作成

【成績】以下の100点満点中の得点率を10段階評価に換算し、最終成績とする。
 練習課題と課題1~3の途中経過:25点(各2.5点)
 課題1~3:各25点
授業の進め方・方法:
教科書の内容を基に自己学習を行い、資料作成を通じて環境問題等に関する知識を共有する。本授業で学んだ手法を、実験実習のデータ処理や、卒業研究で活かせるとよい。
注意点:
英語導入計画:Technical terms

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス PowerPoint資料作成時の注意事項を理解する
2週 練習課題 PowerPointやGoogleスライドの使い方を理解する
3週 課題1:テーマ決定・事前学習 取り組みテーマを選択し、教科書から基礎知識を得る
4週 課題1:調査① 取り組みテーマについて、文献やインターネットを用いて調査する
5週 課題1:調査②、スライド作成① 調査を続きを行う、調査結果をスライドにまとめる
6週 課題1:スライド作成② 調査結果をスライドにまとめる
7週 課題2:テーマ決定・事前学習 取り組みテーマを選択し、教科書から基礎知識を得る
8週 課題2:調査① 取り組みテーマについて、文献やインターネットを用いて調査する
2ndQ
9週 課題2:調査②、スライド作成① 調査を続きを行う、調査結果をスライドにまとめる
10週 課題2:スライド作成② 調査結果をスライドにまとめる
11週 課題2のフィードバック 取り組みの成果物をシェアし、環境問題対策について知識を深める
12週 課題3:テーマ決定・事前学習 取り組みテーマを選択し、文献やインターネットを用いて調査する
13週 課題3:調査① 取り組みテーマについて、文献やインターネットを用いて調査する
14週 課題3:調査②、スライド作成① 調査を続きを行う、調査結果をスライドにまとめる
15週 課題3:スライド作成② 調査結果をスライドにまとめる
16週 課題3のフィードバック 取り組みの成果物をシェアし、環境問題対策を含めた建築物について知識を深める

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000