情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0173 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 わかりやすいFORTRANプログラミング(オーム社)
担当教員 柴田 良一

到達目標

教科書や試験問題と同レベルの問題で出題し、6割以上の正答レベルに達していること。

(1) 技術計算におけるプログラミングの意義を正確に理解する(6割)
(2) 分岐や反復のアルゴリズムを問題に応じて正しく構成できる(6割)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
FORTRANによる、基本的なプログラミング技法の習得技術計算におけるプログラミングの意義を、正確(8割以上)に理解することができる。技術計算におけるプログラミングの意義を、ほぼ正確(6割以上)に理解することができる。技術計算におけるプログラミングの意義を、理解することができない。
FORTRANによる、数値計算のプログラミングの習得分岐や反復のアルゴリズムを問題に応じて、正確(8割以上)に構成できる。分岐や反復のアルゴリズムを問題に応じて、ほぼ正確(6割以上)に構成できる。分岐や反復のアルゴリズムを問題に応じて、構成できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
数値解析プログラミング技術を学習し、建築に関する問題解決の手法を習得する。これより、専門科目における高度な技術計算を実行できる基本的技能が期待される。
授業の進め方・方法:
授業は演習を中心に行うので、自ら積極的に取り組む姿勢が重要である。授業計画を示すので予習・復習を必ず行うこと。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
学習・教育目標 (D-1)17%、E83% JABEE基準1(1):(c)(d)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 前期授業の概要と予備知識 教室外の演習環境の整備
2週 Fortranによる簡単なプログラミング演習(ALレベルC) 順接形式のプログラム演習
3週 単純な技術計算のプログラミング演習(ALレベルC) 数値計算のプログラム演習
4週 入力方法を考えたプログラミング演習(ALレベルC) 入力方法のプログラム演習
5週 条件分岐を活用したプログラミング演習(ALレベルC) 条件分岐のプログラム演習
6週 反復処理を用いたプログラミング演習(ALレベルC) 反復処理のプログラム演習
7週 配列の基本演算のプログラミング(ALレベルC) 配列演算のプログラム演習
8週 中間試験
4thQ
9週 配列の内積や外積の計算(ALレベルC) 線形代数の計算方法の確認
10週 配列の内積や外積のプログラミング(ALレベルC) 配列処理のプログラム演習
11週 連立方程式の解法の基本(ALレベルC) 連立方程式の解放の確認
12週 連立方程式の解法のプログラミング1(ALレベルC) 連立方程式のプログラム演習1
13週 連立方程式の解法のプログラミング2(ALレベルC) 連立方程式のプログラム演習2
14週 建築分野での問題解決応用1(ALレベルC) 問題解決応用の確認1
15週 期末試験
16週 試験解答の解説と評価方法の説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。4
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。4
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000