測量学実習

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 測量学実習
科目番号 0174 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 測量学(上)(丸安隆和 著  コロナ社)
担当教員 犬飼 利嗣,永田 堅二

到達目標

①距離測量が適格に出来る
②角測量が適格に出来る
③トラバース測量が適格に出来る
④水準測量・平板測量が適格に出来る

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①距離測量が適格に出来る距離測量における自然誤差・器械誤差への対応が8割程度できること距離測量における自然誤差・器械誤差への対応が6割程度できること距離測量における自然誤差・器械誤差への対応が6割程度できない
②角測量が適格に出来る角測量での作業時間の短縮と適格性の確保が8割程度できること角測量での作業時間の短縮と適格性の確保が6割程度できること角測量での作業時間の短縮と適格性の確保が6割程度できない
③トラバース測量が適格に出来るトラバース測量での精度向上への工程が8割程度できることトラバース測量での精度向上への工程が6割程度できることトラバース測量での精度向上への工程が6割程度できない
④水準測量・平板測量が適格に出来る平測量・平板測量の適格性の確保が8割程度できること平測量・平板測量の適格性の確保が6割程度できること平測量・平板測量の適格性の確保が6割程度できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建設工事の基本となる測量技術の内、測量機器の操作を、実習を通して学習し、測量士資格試験の基本となる技術を修得する。
※実務との関係
本授業は、建築設計関連の仕事において測量に関する実務経験を有する教員が指導を担当している。
授業の進め方・方法:
演習なので、自主的な取り組みが必要である。
注意点:
測量データの集計には情報処理の技術が必要であるので、十分に修得しておくこと。
測量成果の可否は、基本的な操作及び取り扱い方により影響するため、十分習熟し使いこなすことが必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 距離測定(その1) 距離測定の必要性が理解できる
2週 距離測定(その2) 距離測定を実測できる
3週 角測量の実習(その1) 角測量の必要性が理解できる
4週 角測量の実習(その2) 角測量を実測できる
5週 トラバース測量の実習(その1)
6週 トラバース測量の実習(その2)
7週 トラバース測量の実習(その3)
8週 中間試験
2ndQ
9週 平板測量の実習
10週 水準測量の実習(その1)
11週 水準測量の実習(その2)
12週 水準測量の実習(その3)
13週 面積及び体積の測量実習
14週 写真測量とGPS及び、その他の測量(その1)
15週 期末試験の解答の解説など
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建築系分野【実験・実習能力】建築系【実験実習】建築生産で利用されている測量(例えば、レベル、トランシット、トータルステーション、GPS測量など)について機器の取り扱いができる。4
測量の結果を整理できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000