建築設備Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築設備Ⅱ
科目番号 0183 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 教科書:最新建築設備工学(田中俊六監修、井上書院) 資料 :建築環境工学用教材 設備編(日本建築学会編、丸善)
担当教員 中谷 岳史

到達目標

建築物における設備の中で、給排水や空調・電気設備システムの仕組みや構成を理解することを目的とし、さらに実務における設備計画の手法を理解する。具体的には以下の項目を目標とする。
①給排水設備の理解
②衛生設備の理解
③インフラ設備の理解
④防災設備の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1給排水設備に関する説明が正確にできる(8割以上)給排水設備に関する説明がほぼできる (6割以上)給排水設備に関する説明ができない。
評価項目2衛生設備に関する説明が正確にできる(8割以上)衛生設備に関する説明がほぼできる (6割以上)給排水設備に関する説明ができない。
評価項目3インフラ設備に関する説明が正確にできる(8割以上)インフラ設備に関する説明がほぼできる (6割以上)給排水設備に関する説明ができない。
評価項目4防災設備に関する説明が正確にできる(8割以上)防災設備に関する説明がほぼできる (6割以上)給排水設備に関する説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築物における設備の中で、給排水や空調・電気設備システムの仕組みや構成を理解することを目的とし、さらに実務における設備計画の手法を理解する。具体的には以下の項目を目標とする。
①給排水設備の理解
②衛生設備の理解
③インフラ設備の理解
④防災設備の理解
授業の進め方・方法:
教科書の写真や図では理解しにくい設備はスライドなどによって前半紹介する。これらをきちんと見て概要を理解しておくことが、その後の講義を理解する上で重要となる。また、日常生活において関連設備に常に触れることが可能なため、意識して生活することが理解の早道となる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 給排水設備(システムの種類と構成 1) 日常生活における衛生設備の確認・調査
2週 給排水設備(システムの種類と構成 2) 日常生活における衛生設備の確認・調査
3週 給排水設備(システムの種類と構成 3) 日常生活における衛生設備の確認・調査
4週 給排水設備(システムの種類と構成 4) 日常生活における衛生設備の確認・調査
5週 衛生設備(システムの種類と構成 1) 日常生活における衛生設備の確認・調査
6週 衛生設備(システムの種類と構成 2) 日常生活における衛生設備の確認・調査
7週 衛生設備(システムの種類と構成 3) 日常生活における衛生設備の確認・調査
8週 衛生設備(システムの種類と構成 4) 日常生活における衛生設備の確認・調査
4thQ
9週 インフラ設備(システムの種類と構成 1) 日常生活におけるインフラ設備の確認・調査
10週 インフラ設備(システムの種類と構成 2) 日常生活におけるインフラ設備の確認・調査
11週 インフラ設備(システムの種類と構成 3) 日常生活におけるインフラ設備の確認・調査
12週 防災設備(システムの種類と構成 1) 日常生活における防災設備の確認・調査
13週 防災設備(システムの種類と構成 2) 日常生活における防災設備の確認・調査
14週 防災設備(システムの種類と構成 3) 日常生活における防災設備の確認・調査
15週 期末試験
16週 設備機器のまとめ(期末試験の解答の解説など)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備給水方式について説明できる。4
使用水量について把握できる。4
給排水管の管径の決定方法について知っている。4
給湯方式について説明できる。4
給湯量について理解している。4
敷地内外の分流式・合流式排水方式について説明できる。4
雨水排水設備について理解している。4
浄化槽について説明できる。4
衛生器具について説明できる。4
消火設備について説明できる。4
排煙設備について説明できる。4
火災報知設備について説明できる。4
施工・法規避難・消防関係規定法令を探すことができる。3
建築設備関連法令を探すことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000