建築設備Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 建築設備Ⅱ
科目番号 0184 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 教科書:最新建築設備工学(田中俊六監修、井上書院)
担当教員 石川 あゆみ

到達目標

建築設備Iで扱わなかった以下の設備について、その仕組みや構成を理解すること、実務における設備計画の手法を理解することを目的とする。
①給排水設備 ②衛生設備 ③防災設備

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1給排水設備に関する説明が正確にできる(8割以上)給排水設備に関する説明がほぼできる (6割以上)給排水設備に関する説明ができない。
評価項目2衛生設備に関する説明が正確にできる(8割以上)衛生設備に関する説明がほぼできる (6割以上)衛生設備に関する説明ができない。
評価項目3防災設備に関する説明が正確にできる(8割以上)防災設備に関する説明がほぼできる (6割以上)防災設備に関する説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築設備Iでは扱わなかった建築設備の概要を理解するため、教科書に沿って解説を行う。
(D-3、環境系)100%
授業の進め方・方法:
スライドを用いた講義を行うため、スライドに掲載した図表などをまとめたプリントを適宜配布する。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
成績は小テスト(20点満点)、期末試験(80点満点)の総得点によって評価する。採点に関する注意事項を以下に示す。
・小テストは部分点なしとする。
・期末試験の記述問題については、漢字の間違い・読み取れないものは減点する。
・期末試験の計算問題については、計算過程が書かれていないもの・読み取れないものは部分点を与えない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 給排水衛生設備の概要 給排水衛生設備の概要を説明できる
2週 衛生器具設備 衛生器具設備について説明できる
3週 給水設備 給水設備について説明できる
4週 給水設備の計画設計 給水設備の計画設計の手法を理解する
5週 給水設備の計画設計(演習) 給水設備計画の演習問題に取り組む
6週 小テスト① 第1週~第5週に学んだ内容の小テストに取り組む
7週 小テスト①の解説、給湯設備 第6週に実施した小テストの回答解説、給湯設備について説明できる
8週 ガス設備 ガス設備について説明できる
4thQ
9週 排水通気設備 排水通気設備について説明できる
10週 浄化槽・排水処理設備 浄化槽・排水処理設備について説明できる
11週 消火・排煙設備 消火・排煙設備について説明できる
12週 防災設備 防災設備について説明できる
13週 小テスト② 第7週~第12週に学んだ内容の小テストに取り組む
14週 小テスト②の解説、まとめ 第13週に実施した小テストの回答解説、講義全体の振り返り
15週 期末試験
16週 期末試験の解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備給水方式について説明できる。4
使用水量について把握できる。4
給排水管の管径の決定方法について知っている。4
給湯方式について説明できる。4
敷地内外の分流式・合流式排水方式について説明できる。4
浄化槽について説明できる。4
衛生器具について説明できる。4
消火設備について説明できる。4
排煙設備について説明できる。4
火災報知設備について説明できる。4
施工・法規避難・消防関係規定法令を探すことができる。3
建築設備関連法令を探すことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000