到達目標
建築設備Iで扱わなかった以下の設備について、その仕組みや構成を理解すること、実務における設備計画の手法を理解することを目的とする。
①給排水設備 ②衛生設備 ③防災設備
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 給排水設備に関する説明が正確にできる(8割以上) | 給排水設備に関する説明がほぼできる (6割以上) | 給排水設備に関する説明ができない。 |
評価項目2 | 衛生設備に関する説明が正確にできる(8割以上) | 衛生設備に関する説明がほぼできる (6割以上) | 衛生設備に関する説明ができない。 |
評価項目3 | 防災設備に関する説明が正確にできる(8割以上) | 防災設備に関する説明がほぼできる (6割以上) | 防災設備に関する説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築設備Iでは扱わなかった建築設備の概要を理解するため、教科書に沿って解説を行う。
(D-3、環境系)100%
授業の進め方・方法:
スライドを用いた講義を行うため、スライドに掲載した図表などをまとめたプリントを適宜配布する。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
成績は小テスト(20点満点)、期末試験(80点満点)の総得点によって評価する。採点に関する注意事項を以下に示す。
・小テストは部分点なしとする。
・期末試験の記述問題については、漢字の間違い・読み取れないものは減点する。
・期末試験の計算問題については、計算過程が書かれていないもの・読み取れないものは部分点を与えない。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
給排水衛生設備の概要 |
給排水衛生設備の概要を説明できる
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2週 |
衛生器具設備 |
衛生器具設備について説明できる
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3週 |
給水設備 |
給水設備について説明できる
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4週 |
給水設備の計画設計 |
給水設備の計画設計の手法を理解する
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5週 |
給水設備の計画設計(演習) |
給水設備計画の演習問題に取り組む
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6週 |
小テスト① |
第1週~第5週に学んだ内容の小テストに取り組む
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7週 |
小テスト①の解説、給湯設備 |
第6週に実施した小テストの回答解説、給湯設備について説明できる
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8週 |
ガス設備 |
ガス設備について説明できる
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4thQ |
9週 |
排水通気設備 |
排水通気設備について説明できる
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10週 |
浄化槽・排水処理設備 |
浄化槽・排水処理設備について説明できる
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11週 |
消火・排煙設備 |
消火・排煙設備について説明できる
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12週 |
防災設備 |
防災設備について説明できる
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13週 |
小テスト② |
第7週~第12週に学んだ内容の小テストに取り組む
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14週 |
小テスト②の解説、まとめ |
第13週に実施した小テストの回答解説、講義全体の振り返り
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の解答解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 給水方式について説明できる。 | 4 | |
使用水量について把握できる。 | 4 | |
給排水管の管径の決定方法について知っている。 | 4 | |
給湯方式について説明できる。 | 4 | |
敷地内外の分流式・合流式排水方式について説明できる。 | 4 | |
浄化槽について説明できる。 | 4 | |
衛生器具について説明できる。 | 4 | |
消火設備について説明できる。 | 4 | |
排煙設備について説明できる。 | 4 | |
火災報知設備について説明できる。 | 4 | |
施工・法規 | 避難・消防関係規定法令を探すことができる。 | 3 | |
建築設備関連法令を探すことができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |