複合構造

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 複合構造
科目番号 0186 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基礎からの鉄骨構造(森北出版)鉄筋コンクリート構造入門(鹿島出版会)
担当教員 柴田 良一,犬飼 利嗣,竹中 秀樹

到達目標

1 鉄骨が主たる構造における合成構造の設 計
2 SRC 構造の設計

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1鉄骨が主たる構造におけ る合成構造の設計で8割 程度の正答ができること鉄骨が主たる構造における 合成構造の設計で6割程度 の正答ができること鉄骨が主たる構造における合 成構造の設計で6割程度の正 答ができないこと
評価項目2SRC 構造の設計の設計で 8割程度の正答ができる ことSRC 構造の設計の設計で6割 程度の正答ができることSRC 構造の設計の設計で6割 程度の正答ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまでの構造関連科目の知識と工学実験 で得られた知識と技術を基礎に、複雑な力学 特性を有する鋼構造部とその他材料との合成 構造物の許容応力度設計法に基づいて部材断 面等の算定法を修得する。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。
材料力学と構造力学等の知識を要し、その充分な復習と理解が要求される。
構造計算とプログラム作成のため、授業にはプログラム電卓(PC)を必携すること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 合成梁の設計(力の伝達機構の概説と例題 その1)
2週 合成梁の設計(力の伝達機構の概説と例題 その2)
3週 合成梁の設計(RC スラブと鉄骨による合成梁各部位に生ずる応力度と演習)
4週 合成梁の設計(RC スラブと鉄骨による合成梁各部位に生ずる応力度と演習)
5週 鉄骨柱脚の設計(ベースプレート柱脚の設計 その1)
6週 鉄骨柱脚の設計(ベースプレート柱脚の設計 その2)
7週 鉄骨柱脚の設計(ベースプレート柱脚の設計 その3)
8週 後期中間試験
4thQ
9週 SRC 構造 梁の設計-1
10週 SRC 構造 梁の設計-2
11週 SRC 構造 梁の設計-3
12週 SRC 構造 柱の設計-1
13週 SRC 構造 柱の設計-2
14週 SRC 構造 柱の設計-3
15週 SRC 構造 柱梁接合部の設計
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造鋼材・溶接の許容応力度について説明できる。4
軸力のみを受ける部材の設計の計算ができる。4
軸力、曲げを受ける部材の設計の計算ができる。4
曲げ材の設計の計算ができる。4
断面内の応力の分布について説明できる。4
許容曲げモーメントを計算できる。4
主筋の算定ができる。4
釣合い鉄筋比について説明ができる。4
中立軸の算定ができる。4
許容せん断力を計算できる。4
せん断補強筋の算定ができる。4
終局曲げモーメントについて説明できる。4
終局剪断力について説明できる。4
断面内の応力の分布について説明できる。4
許容曲げモーメントを計算できる。4
MNインターラクションカーブについて説明できる。4
主筋の算定ができる。4
釣合い鉄筋比について説明ができる。4
中立軸の算定ができる。4
許容せん断力を計算できる。4
せん断補強筋の算定ができる。4
終局曲げモーメントについて説明できる。4
終局剪断力について説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000