医療福祉工学特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 医療福祉工学特論
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 各講師が用意した資料を用いる
担当教員 北川 秀夫,山本 高久,北川 輝彦,青木 哲

到達目標

医療福祉工学分野の研究および技術開発動向に関する知識を身につけるとともに、自身の調査内容を含めたレポート作成を通じて、実システムへの適用について考察する。これにより当該分野の現状、課題を理解する。
① 医療福祉機器の理解
② 生体内の熱物質輸送現象の理解
③ 環境衛生管理の理解
④ 専門技術分野を背景とした医療福祉工学の理解、考察
⑤ 異なった技術分野を背景とした医療福祉工学の理解、考察
【オムニバス方式】

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1医療福祉機器に関する課題を正確に理解し、その内容について独自の考察を加えることができる。医療福祉機器に関する課題を正確に理解することができる。医療福祉機器に関する課題を理解することができない。
評価項目2生体内の熱物質輸送現象に関する課題をレポート等で正確(8 割以上)に解答できる。生体内の熱物質輸送現象に関する課題をレポート等でほぼ正確(6割以上)に解答できる。生体内の熱物質輸送現象に関する課題をレポート等で解答することができない。
評価項目3環境衛生管理に関する課題をレポート等で正確(8割以上)に解答できる。環境衛生管理に関する課題をレポート等でほぼ正確(6割以上)に解答できる。環境衛生管理に関する課題をレポート等で解答することができない。
評価項目4専門分野を背景とする医療福祉工学の講演内容を正確に理解し、その内容について独自の考察を加えることができる。専門分野を背景とする医療福祉工学の講演内容を正確に理解することができる。専門分野を背景とする医療福祉工学の講演内容を理解することができる。
評価項目5異なった技術分野における医療福祉工学の講演内容を正確に理解し、その内容について独自の考察を加えることができる。異なった技術分野における医療福祉工学の講演内容を正確に理解することができる。異なった技術分野における医療福祉工学の講演内容を理解することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
医療福祉工学分野の研究および技術開発動向に関する知識を身につけるとともに、自身の調査内容を含めたレポート作成を通じて、実システムへの適用について考察する。これにより当該分野の現状、課題を理解する。
授業の進め方・方法:
医療福祉工学に関する各テーマについて学習した後、その適用に伴う諸問題等について調査、整理してレポートを作成する。
英語導入計画:Documents(15%)
注意点:
授業中の意欲的な質問と討論が期待される。
学習・教育目標:(D-4)30%、(D-5)70%
JABEE基準1(1):(d)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 (北川秀):医療福祉工学のための計測技術(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
2週 (北川秀):自立支援機器・ロボット,機能回復支援機器・ロボット(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
3週 (北川秀):介護支援機器・ロボット,医療支援機器・ロボット(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
4週 (山本):生体内熱物質輸送現象の概略 (ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
5週 (山本):熱物質輸送現象の基礎:ニュートンの法則,フーリエの法則,フィックの法則(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
6週 (山本):熱流体数値解析の基礎(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
7週 (山本):医熱流体数値解析の応用(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
8週 (北川輝):各種撮影機器と原理の概略(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
4thQ
9週 (北川輝):撮影された医療用画像の概略と捉え方(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
10週 (北川輝):医療用画像の応用・先端研究(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
11週 (青木):各種疾患と人体の暴露環境(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
12週 (青木):建築物全般における環境衛生管理(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
13週 (青木):病院における空気調和・衛生管理(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
14週 (青木):介護支援と住環境(ALのレベル:C) 今回のテーマの概要とその適用に伴う諸問題について理解する。
(教室外学修)講義内容の要約に自身の調査内容、考察を含めた課題レポートをA4紙1枚程度で作成する
15週 (北川秀):医療福祉工学のまとめ 医療福祉工学の概要について理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題合計
総合評価割合140140
得点140140