特別実習

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 特別実習
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1.5
教科書/教材 なし
担当教員 本塚 智,北川 秀夫,出口 利憲,森口 博文,岩瀬 裕之,鈴木 正人

到達目標

専攻科学生が企業等において、特別実習生として3週間以上(120時間以上)にわたって実習活動に従事する。学内において15時間以上の準備、報告書の作成、発表を行う。実際的技術の体験や、共同研究課題の設定、実施等を通して、社会や企業と高専での学修との有機的連携を推進し、必要に応じて、本校との共同研究制度や受託研究制度との連携も考慮することが期待される。以下に具体的な目標を記す。
①技術者倫理を身につけること
②問題抽出・検討能力を身につけること
③協調・管理統率能力を身につけること
④実践能力を身につけること
⑤報告書作成・プレゼンテーション能力を身につけること
⑥評価能力を身につけること

【クラス分け方式】

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
技術者倫理自己、企業、国に課せられた責任(公衆の健康・安全・福利の最優先及び環境への配慮)を正確(8割以上)に理解している。自己、企業、国に課せられた責任(公衆の健康・安全・福利の最優先及び環境への配慮)をほぼ正確(6割以上)に理解している。自己、企業、国に課せられた責任(公衆の健康・安全・福利の最優先及び環境への配慮)を理解していない。
問題抽出・検討能力課題や構想を実現する過程で発生する実務上の問題(製作手法、製作材料、耐久性、経済性、安全性、機能性、倫理性、環境問題等)を予想・抽出し、実現可能なものかどうかを正確(8割以上)に検討・判断できる。課題や構想を実現する過程で発生する実務上の問題(製作手法、製作材料、耐久性、経済性、安全性、機能性、倫理性、環境問題等)を予想・抽出し、実現可能なものかどうかをほぼ正確(6割以上)に検討・判断できる。課題や構想を実現する過程で発生する実務上の問題(製作手法、製作材料、耐久性、経済性、安全性、機能性、倫理性、環境問題等)を予想・抽出し、実現可能なものかどうかを検討・判断できない。
協調・管理統率能力相手とのコミュニケーションを通じて、正確(8割以上)に協調・管理統率できる。相手とのコミュニケーションを通じて、ほぼ正確(6割以上)に協調・管理統率できる。相手とのコミュニケーションを通じて、協調・管理統率できない。
実践能力種々の制約のもと、課題や構想を実施計画に従って、自主的、継続的に正確(8割以上)に実行できる。種々の制約のもと、課題や構想を実施計画に従って、自主的、継続的にほぼ正確(6割以上)に実行できる。種々の制約のもと、課題や構想を実施計画に従って、自主的、継続的に着実に実行できない。
報告書作成能力結果を報告書にまとめ、正確(8割以上)にプレゼンテーションができる。結果を報告書にまとめ、ほぼ正確(6割以上)にプレゼンテーションができる。結果を報告書にまとめ、プレゼンテーションができない。
評価能力結果を自己評価し、さらに他の作品等を正確(8割以上)に評価できる。結果を自己評価し、さらに他の作品等をほぼ正確(6割以上)に評価できる。結果を自己評価し、さらに他の作品等を正当に評価できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
専攻科学生が企業等において、特別実習生として3週間以上(120時間以上)にわたって実習活動に従事する。学内において15時間以上の準備、報告書の作成、発表を行う。
授業の進め方・方法:
実習先の担当者と綿密なコンタクトをとり、恒常的に努力することが必要である。また、さまざまな技術者と交流することによって、学校では得られない実務経験や社会人としての倫理を学ぶことも重要である。
注意点:
報告書には、実習内容だけではなく、倫理、環境問題、安全等に関する企業の取り組みなどについても記載することが望ましい。
学習教育目標:(A-2)10%、(B-1)20%、(B-2)40%、(C-1)10%、(C-2)20%
JABEE基準1(1):(b)(d)(e)(f)(g)(h)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
2週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
3週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
4週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
5週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
6週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
7週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
8週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
2ndQ
9週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
10週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
11週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
12週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
13週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
14週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
15週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
16週
後期
3rdQ
1週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
2週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
3週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
4週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
5週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
6週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
7週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
8週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
4thQ
9週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
10週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
11週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
12週 実習実施(ALのレベル:B) 企業等における広い視野での技術体験の体得
13週 報告準備(ALのレベル:C) 特別実習のまとめ、評価
14週 報告準備(ALのレベル:C) 特別実習のまとめ、評価
15週 報告準備(ALのレベル:C) 特別実習のまとめ、評価
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。4
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。5
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。5
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。5
企業における社会的責任を理解できる。5
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。5
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。5
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。5後12
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。5
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。5
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。5
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。5

評価割合

発表会合計
総合評価割合100100
得点100100