航空宇宙工学特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 航空宇宙工学特論
科目番号 0018 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 指定しないが、次の専門書を参考のこと。室津義定,「航空宇宙工学入門」,森北出版
担当教員 中谷 淳,桐山 聡,大倉 昌己

到達目標

① 航空機システムの設計の考え方について,概要を理解する.
② 揚力及び抗力に関わる空気力学について,基本的な原理を理解する.
③ 航空機の性能,安定性,操縦性に関する設計の考え方を理解する.
④ 推進機関,構造系,装備システム等の概要を理解する.
⑤ 宇宙機に関わる基礎的事項を理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
① 航空機システムの設計の考え方について,概要を理解する.航空機システムの設計の考え方を(8割以上)理解している。航空機システムの設計の考え方を(6割以上)理解している。航空機システムの設計の考え方を理解していない。
② 揚力及び抗力に関わる空気力学について,基本的な原理を理解する.揚力及び抗力に関わる空気力学の基本的原理および定式化を(8割以上)理解している。揚力及び抗力に関わる空気力学の基本的原理および定式化を(6割以上)理解している。揚力及び抗力に関わる空気力学の基本的原理および定式化を理解していない。
③ 航空機の性能,安定性,操縦性に関する設計の考え方を理解する.航空機の性能、安定性、操縦性に関する考え方および定式化を(8割以上)理解している。航空機の性能、安定性、操縦性に関する考え方および定式化を(6割以上)理解している。航空機の性能、安定性、操縦性に関する考え方および定式化を理解していない。
④ 推進機関,構造系,装備システム等の概要を理解する.推進機関、構造系、装備システム等の概要を(8割以上)理解している。推進機関、構造系、装備システム等の概要を(6割以上)理解している。推進機関、構造系、装備システム等の概要を理解していない。
⑤ 宇宙機に関わる基礎的事項を理解する.宇宙機に関わる基本的な事項を(8割以上)理解している。宇宙機に関わる基本的な事項を(6割以上)理解している。宇宙機に関わる基本的な事項を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業は,講義を中心とするが,演習も取り入れて具体的な問題を解いてもらう.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 航空宇宙産業の概要
2週 航空宇宙環境
3週 航空機の形態
4週 空気力学の基礎
5週 航空機の性能
6週 構造と強度
7週 航空機の基本計画、中間試験
8週 推進
4thQ
9週 航空機・宇宙機の設計・製造
10週 航空機の操縦
11週 航空機の安定性と操縦性
12週 航法システム
13週 航空機の装備と関連試験
14週 宇宙機
15週 期末試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力4040
専門的能力6060