リノベーションデザイン論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 リノベーションデザイン論
科目番号 0019 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 今田 太一郎,柴田 良一,中谷 岳史

到達目標

①リノベーションに関わる諸問題を把握できる。
②リノベーションを実践するための考え方を理解する。
③リノベーションデザインを学生の視点から実際に提案する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①リノベーションに関わる諸問題を把握できる。リノベーションに関わる基本的諸問題を把握を(8割以上)計画に反映できるリノベーションに関わる基本的諸問題を把握をほぼ的確(6割以上)に計画に反映できる。リノベーションを実践するための基本的な考え方の理解を計画に反映できない。
②リノベーションを実践するための考え方を理解する。リノベーションを実践するための基本的な考え方の理解を(8割以上)計画に反映できる。リノベーションを実践するための基本的な考え方をほぼ的確(6割以上)に計画に反映できる。リノベーションを実践するための基本的な考え方の理解を計画に反映できない。
③リノベーションデザインを学生の視点から実際に提案する。リノベーションデザインについて現実に即した提案が(8割以上)できる。リノベーションデザインについて現実に即したほぼ的確な提案(6割以上)ができる。リノベーションデザインについて現実に即した提案ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
我が国の建築の状況は、スクラップアンドビルド型からサスティナブル型に変化しつつあり、建築物の再生(リノベーション)が求められている。
本授業では、計画、環境、構造といった様々な視点からリノベーションのデザイン手法や考え方について学ぶ。そのことによって、建設技術者が持続可能な社会における役割を理解し、建設技術者として必要な社会的視野を身につける。具体的には以下の項目を目標とする。
授業の進め方・方法:
講義と合わせて現場調査など学外学習を導入する為、、夏休み等を利用した集中講義の形態を取る事がある。授業形態は、主担当教員が構成する授業に、適宜、他郷員が参加するスポットライト方式とし、今田が10回担当し、柴田、中谷が各2.25回担当する。柴田、中谷は演習の適切な段階において、授業に参加し、アドバイスを行う。
注意点:
スケジュールの確認を行うこと。実際の作業を伴う場合があるので、具体的な作業について主体的にしっかりと理解すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の概要説明、リノベーションデザインの枠組み(今田担当)
2週 リノベーションにおける建築プログラムの転換と空間、構造、設備計画
(今田・柴田・中谷担当)
3週 リノベーションにおける設備系の課題と解決方法(中谷担当)
4週 リノベーションにおける構造的諸課題と解決方法(柴田担当)
5週 現地調査の方法:可能性、課題抽出の方法および調査結果の分析の手法(今田担当)
6週 調査分析資料に基づいた、調査分析に関するプレゼンテーションの構成検討(今田担当)
7週 リノベーション計画における計画ワークショップの手法1(今田担当)
8週 リノベーション計画における計画ワークショップの手法2(今田担当)
2ndQ
9週 リノベーション計画における調査・分析演習1(今田担当)
10週 計画に関連する主体とのワークショップに関する演習(今田担当)
11週 計画案におけるプログラム、設備計画、構造計画の統合に関する講義 (柴田・中谷担当)
12週 計画案を基にしたデザインワークショップ演習(Atサテライトスタジオ)(今田担当)
13週 専門教員によるアドバイス・意見交換3(Atサテライトスタジオ)(柴田・中谷担当)
14週 リノベーション案作成ワークショップ(Atサテライトスタジオ)(今田担当)
15週 講評会(現地で実施。仮想ユーザー・地域住民)(今田担当)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00005050100
基礎的能力0000000
専門的能力00005050100
分野横断的能力0000000