空気力学特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 空気力学特論
科目番号 0035 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 指定しない
担当教員 中谷 淳

到達目標

①空気力学の基礎を理解する
②数値流体力学の基礎を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
空気力学の基礎を理解する空気力学の基礎問題(参考書の演習問題)を1人で、何も見ずに解くことができる。空気力学の基礎問題(参考書の演習問題)を相談しながらでも解くことができる。空気力学の基礎問題(参考書の演習問題)をまったく解くことができない。
数値流体力学の基礎を理解する数値流体力学の基礎課題を1人で、何も見ずに取り組み、内容を理解することができる。数値流体力学の基礎課題を相談しながらでも取り組むことができる。数値流体力学の基礎課題を取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
航空宇宙工学特論で取り扱った内容を踏まえ、特に宇宙分野への適用を前提とした空気力学を取り扱う。座学、および演習を通じて、空気力学を理解する。
授業の進め方・方法:
講義とディスカッション、及び演習を組み合わせて実施する。
注意点:
対象学生:航空宇宙業界、又は航空宇宙工学科への進路が内定している学生、航空宇宙分野、又は空気力学の研究に携わっている学生。
履修要件:流体力学、特別実験(空気力学に関する実験)、及び航空宇宙工学特論が履修済であること(又は履修済に相当する知識、技能を有していること)。
授業に関する質問等はオフィスアワーを利用すること。
(D-2 力学)100%
JABEE基準1 (1):(d)
英語導入計画:Technical terms

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、小論文試験 航空宇宙分野に対する理解を深める。
(教室外学修)宇宙開発の歴史を調査
2週 宇宙分野における空気力学 宇宙分野における空気力学の活用について理解する。
(教室外学修)宇宙分野における空気力学の活用事例の調査
3週 圧縮性流体力学の基礎と基礎式 圧縮性流体力学の基本を理解し、基礎式の導出を理解する
(教室外学修)基礎式の導出
4週 衝撃波 衝撃波を理解する
(教室外学修)衝撃波関係式の導出
5週 空力加熱 空力加熱を理解する
(教室外学修)空力加熱に関する調査
6週 再突入 再突入を理解する
(教室外学修)再突入に関する調査
7週 CFDの基礎 左記項目を理解する
8週 有限体積法の基礎 左記項目を理解する
4thQ
9週 CFDを用いた解析の基礎(ALのレベルA) 演習を通じて流体解析を理解する
10週 CFD演習(ALのレベルA) 演習を通じて流体解析を理解する
11週 CFDを用いた鈍頭物体の解析(ALのレベルA) 演習を通じて流体解析を理解する
12週 CFDを用いた揚力胴機の解析(ALのレベルA) 演習を通じて流体解析を理解する
13週 可視化検証(ALのレベルA) 演習を通じて流体解析を理解する
14週 独自モデルの解析(ALのレベルA) 演習を通じて流体解析を理解する
15週 期末試験
16週 試験返却と講評

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題小論文合計
総合評価割合602020100
得点602020100