空気力学特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 空気力学特論
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:JSMEテキストシリーズ 流体力学 日本機械学会
教材:担当教員が作成した資料
担当教員 宮藤 義孝

到達目標

①非圧縮性流体の性質と圧縮流体の性質を理解する。
②物体周りの流れと流体の運動方程式を理解する。
岐阜高専ディプロマポリシー:(A)、(B)、および(D)

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)未到達レベル(不可)
①非圧縮性流体の性質と圧縮流体の性質を理解する。非圧縮性流体の性質と圧縮流体の性質をそれぞれ8割以上説明することができる。非圧縮性流体の性質と圧縮流体の性質をそれぞれ7割以上説明することができる。非圧縮性流体の性質と圧縮流体の性質をそれぞれ説明することができない。
②物体周りの流れと流体の運動方程式を理解する。物体周りの流れと流体の運動方程式をそれぞれ8割以上説明することができる。物体周りの流れと流体の運動方程式をそれぞれ7割以上説明することができる。物体周りの流れと流体の運動方程式をそれぞれ説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
航空宇宙工学特論で得た知識を生かし,
非圧縮性流体の性質と圧縮流体の性質,
物体周りの流れと流体の運動方程式を理解する。
授業の進め方・方法:
授業は講義と報告形式で進める。
事前準備として航空宇宙工学特論を復習しておくこと。

英語導入計画:Technical terms
注意点:
進捗状況および効果的な講義に改善する観点から、シラバスの計画を変更することも有り得る。
授業の内容を確実に身に付けるために、予習・復習が必須である。
成績評価には課題として教室外学習の内容も含まれる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、航空宇宙工学特論の復習 航空宇宙工学特論で身に付けた内容を振り返る。
(教室外学習・事前)航空宇宙工学特論の内容を復習する。(1時間)
(教室外学習・事後)講義内容の復習をする。(1時間)
2週 流体の性質と分類 流体の性質と分類について理解を深める。
(教室外学習・事前)第1章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第1章の練習問題を解く。(1時間)
3週 流れを表す物理量 流れを表す物理量について理解を深める。
(教室外学習・事前)第2章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第2章の練習問題を解く。(1時間)
4週 静止流体力学 静止流体力学について理解を深める。
(教室外学習・事前)第3章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第3章の練習問題を解く。(1時間)
5週 準1次元流れ 準1次元流れについて理解を深める。
(教室外学習・事前)第4章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第4章の練習問題を解く。(1時間)
6週 運動量の法則 運動量の法則について理解を深める。
(教室外学習・事前)第5章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第5章の練習問題を解く。(1時間)
7週 管内の流れ 管内の流れについて理解を深める。
(教室外学習・事前)第6章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第6章の練習問題を解く。(1時間)
8週 確認試験
2ndQ
9週 物体周りの流れ 物体周りの流れについて理解を深める。
(教室外学習・事前)第7章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第7章の練習問題を解く。(1時間)
10週 流体の運動方程式 流体の運動方程式について理解を深める。
(教室外学習・事前)第8章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第8章の練習問題を解く。(1時間)
11週 せん断流 せん断流について理解を深める。
(教室外学習・事前)第9章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第9章の練習問題を解く。(1時間)
12週 境界層理論 境界層理論について理解を深める。
(教室外学習・事前)配布資料のレポートを書く。(1時間)
(教室外学習・事後)配布資料のレポートを書く。(1時間)
13週 無次元化 無次元化について理解を深める。
(教室外学習・事前)配布資料のレポートを書く。(1時間)
(教室外学習・事後)配布資料のレポートを書く。(1時間)
14週 圧縮性流体の流れ 圧縮性流体について理解を深める。
(教室外学習・事前)第11章の例題を解く。(1時間)
(教室外学習・事後)第11章の練習問題を解く。(1時間)
15週 確認試験
16週 報告会(ALのレベルA) 各課題についてまとめたものを報告する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

確認試験課題合計
総合評価割合1000100
得点1000100