新エネルギー特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 新エネルギー特論
科目番号 0048 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 各講師が用意した資料を使用
担当教員 飯田 民夫,石丸 和博,所 哲郎,冨田 睦雄,羽渕 仁恵,柴田 欣秀,和田 清

到達目標

最先端の知識に触れることで、環境問題への興味を深め、新エネルギーに関する技術全般にわたる幅広い知識を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1原子力発電について、8割以上理解できている。原子力発電について、6割以上理解できている。原子力発電について、理解できていない。
評価項目2各種新エネルギーの発電方式とパワーエレクトロニクスを用いた系統連系について、8割以上理解できている。各種新エネルギーの発電方式とパワーエレクトロニクスを用いた系統連系について、6割以上理解できている。各種新エネルギーの発電方式とパワーエレクトロニクスを用いた系統連系について、理解できていない。
評価項目3新エネルギーの出力変動の課題と自動制御を用いた解決法について、8割以上理解できている。新エネルギーの出力変動の課題と自動制御を用いた解決法について、6割以上理解できている。新エネルギーの出力変動の課題と自動制御を用いた解決法について、理解できていない。
評価項目4地域主体の再生可能エネルギーについて、8割以上理解できている。地域主体の再生可能エネルギーについて、6割以上理解できている。地域主体の再生可能エネルギーについて、理解できていない。
評価項目5燃料電池について、8割以上理解できている。燃料電池について、6割以上理解できている。燃料電池について、理解できていない。
評価項目6キャパシターの開発や蓄電技術について、8割以上理解できている。キャパシターの開発や蓄電技術について、6割以上理解できている。キャパシターの開発や蓄電技術について、理解できていない。
評価項目7熱電変換素子について、8割以上理解できている。熱電変換素子について、6割以上理解できている。熱電変換素子について、理解できていない。
評価項目8太陽電池について、8割以上理解できている。太陽電池について、6割以上理解できている。太陽電池について、理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
新エネルギーについての基礎を学ぶとともに、高専教員が行っている新エネルギーについての研究や活動について紹介する。
以下に具体的な講義内容を記す。
①原子力発電について
②各種新エネルギーの発電方式とパワーエレクトロニクスを用いた系統連系について
③新エネルギーの出力変動の課題と自動制御を用いた解決法について
④地域主体の再生可能エネルギーについて
⑤燃料電池について
⑥キャパシターの開発や蓄電技術について
⑦熱電変換素子について
⑧太陽電池について
授業の進め方・方法:
最先端の話を聞くことができる機会なので、授業においては積極的に質問し、理解を深めることが望ましい。レポートは必ず提出すること。また授業で学んだ手法を、今後の研究等で利用してくれることを期待している。
英語導入計画:なし
注意点:
各教員の課題・レポートの評価点を合計し、その得点率(%)によって成績評価を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 新エネルギー特論ガイダンス [飯田(E)] 新エネルギーとは何かについて理解する
2週 原子力発電について [柴田(E)] 原子力発電について理解する
3週 原子力発電について [柴田(E)] 原子力発電について理解する
4週 核融合について [柴田(E)] 核融合について理解する
5週 各種新エネルギーの発電方式とパワーエレクトロニクスを用いた系統連系について [冨田(E)] 各種新エネルギーの発電方式とパワーエレクトロニクスを用いた系統連系について理解する
6週 新エネルギーの出力変動の課題と自動制御を用いた解決法 [冨田(E)] 新エネルギーの出力変動の課題と自動制御を用いた解決法について理解する
7週 地域主体の再生可能エネルギー概論(I) [和田(C)] 地域主体の再生可能エネルギーについて理解する
8週 地域主体の再生可能エネルギー概論(II) [和田(C)] 地域主体の再生可能エネルギーについて理解する
2ndQ
9週 燃料電池概論(I) [石丸(M)] 燃料電池について理解する
10週 燃料電池概論(II) [石丸(M)] 燃料電池について理解する
11週 キャパシターの開発や蓄電技術について [所(E)] エネルギー蓄積素子であるキャパシターの開発について理解し、エネルギーの蓄電技術について理解する
12週 熱電変換素子の基礎 [羽渕(E)] 熱電変換素子の基礎について理解する
13週 熱電変換素子の基礎 [羽渕(E)] 熱電変換素子の基礎について理解する
14週 太陽電池概論(I) [飯田(E)] 太陽光発電について理解する
15週 太陽電池概論(II)、新エネルギーの今後の展望とまとめ [飯田(E)] 太陽光発電について理解する、新エネルギーについて自分の意見を述べることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題・レポート合計
総合評価割合100100
合計得点100100