環境計画学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 環境計画学
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ドイツの市民エネルギー企業(村上敦他,学芸出版会),スウェーデンの持続可能なまちづくり(高見幸子監訳・編著 新評論),自然エネルギーの可能性と限界(オーム社)ほか
担当教員 青木 哲

目的・到達目標

建設物の環境計画に関わる幅広く最新の知識の習得を目的とし、特に、持続可能な地域社会を目指したヨーロッパの環境対策に注目する。ヨーロッパにおける環境対策を、文化・風土の視点を交えて学び、日本との相違点を知ることにより、環境計画に携わる技術者としての知識理解の一助となることを期待する。具体的な目標は以下の通りである。

(1) 欧州におけるエネルギー対策についての概念およびその手法の習得。
(2) 持続可能な社会システム・都市計画・土地利用計画とその変遷。
(3) 廃棄物の軽減および再利用手法の習得。
(4) 新エネルギー・省エネルギーの計画と評価手法の習得。
(5) 日本と欧州の政策の違いやヨーロッパの続可能な農業についての概念およびその手法の習得。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1欧州における省エネルギー手法についてその理念・概要を正確(8割以上)に説明できる。欧州における省エネルギー手法についてその理念・概要を、手法をほぼ正確(6割以上)に説明できる。欧州における省エネルギー手法についてその理念・概要を正確に説明でない。
評価項目2持続可能な社会システム・都市計画とその変遷について、正確(8割以上)に説明できる。持続可能な社会システム・都市計画とその変遷について、ほぼ正確(6割以上)に説明できる。持続可能な社会システム・都市計画とその変遷について、正確に説明でない。
評価項目3廃棄物の軽減および再利用の手法を正確(8割以上)に説明できる。廃棄物の軽減および再利用の手法をほぼ正確(6割以上)に説明できる。廃棄物の軽減および再利用の手法を正確に説明でない。
評価項目4新エネルギー・省エネルギーの計画と評価手法に関する計算問題を正確(8割以上)にできる。新エネルギー・省エネルギーの計画と評価手法に関する計算問題をほぼ正確(6割以上)にできる。新エネルギー・省エネルギーの計画と評価手法に関する計算問題を正確にできない。
評価項目5プレゼンテーション能力を発揮し、与えられた環境問題の内容について正確(8割以上)に説明できる。プレゼンテーション能力を発揮し、与えられた環境問題の内容についてほぼ正確(6割以上)に説明できる。プレゼンテーション能力を発揮し、与えられた環境問題の内容について正確に説明でない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:

授業の進め方と授業内容・方法:
ヨーロッパ各国における環境対策の事例を紹介し、また日本における環境対策への事例、過去と現在における環境配慮への姿勢の比較を行う。学生は並行して様々な環境先進国や伝統的な環境配慮の事例について調べ学習を行い、理解を深めること。また、環境計画の概念の成り立ちや創意工夫などをまとめ、発表できるようにすること。環境問題に関する英語論文の輪講も行う予定である。
注意点:

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 スウェーデンにおける環境対策の枠組み
2週 再生可能なエネルギーへの転換
3週 環境に配慮した交通施策
4週 環境配慮型住宅
5週 ドイツのエネルギーヴェンデとは
6週 ソーラーコンプレックス社の取組
7週 市民エネルギー組合の活動
8週 電力市場自由化によるドイツ電力業界の転機
4thQ
9週 風力発電とバイオガス活用
10週 廃棄物の軽減と再利用
11週 欧州各国のエネルギー政策(1)ドイツ
12週 欧州各国のエネルギー政策(2)オーストリア
13週 欧州各国のエネルギー政策(3)スイス・イタリア
14週 日本における環境対策の枠組み
15週 まとめ
16週 2017年最新の環境問題の動向について

評価割合

試験発表課題合計
総合評価割合403030100
基礎的能力20151045
専門的能力20152055
分野横断的能力0000