物質化学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 物質化学
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書;改訂版現代化学の基礎(山内淳他,学術図書出版),基礎有機化学演習(吉原正邦他,三共出版)など
担当教員 上原 敏之

目的・到達目標

物質をデザインするには,環境にも配慮した地球規模の物質観が必要である。そのためには物質に関する基本的な概念として原子や分子さらにはイオンについて,量子論から明らかになった原子軌道や分子軌道,さらには化学結合に関する正しい知識が不可欠である。
本授業の目的は,化学結合の本質を理解し正しい物質観を身につけることである。さらに,基本的な有機化合物であるアルカンについて,国際的に通用するIUPAC命名法を日本語だけでなく,英語でも表現できるようにする。

①原子軌道の表記法の理解
②分子軌道の表記法の理解
③混成軌道の理解
④IUPAC命名法の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①原子軌道の表記法の理解原子軌道を理解し,ほぼ正確に表記できる。原子軌道を理解し,6割以上正確に表記できる原子軌道を理解していない。
②分子軌道の表記法の理解分子軌道を理解し,ほぼ正確に表記できる。分子軌道を理解し,6割以上正確に表記できる。分子軌道を理解していない。
③混成軌道の理解混成軌道を理解し,ほぼ正確に表記できる。混成軌道を理解し,6割以上正確に表記できる。混成軌道を理解していない。
④IUPAC命名法の理解IUPAC命名法を理解し,ほぼ正確に表記できる。IUPAC命名法を理解し,6割以上正確に表記できる。IUPAC命名法を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方と授業内容・方法:
授業は,板書を中心に行うので各自学習ノートを充実させること。第1学年で量子力学を受講していることが望ましい。
注意点:

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 波動関数と量子数
2週 動径分布関数とオービタルモデル
3週 原子軌道,電子配置と周期表
4週 原子価結合法と分子軌道法
5週 分子軌道(水素分子イオン,水素分子)
6週 分子軌道(等核二原子分子,常磁性)
7週 混成軌道(sp,sp2)
8週 混成軌道(sp3)
2ndQ
9週 平常試験
10週 金属結合とバンド理論
11週 有機化学の基礎1
12週 有機化学の基礎2
13週 化合物命名法
14週 化合物命名の演習
15週 期末試験
16週 有機材料と無機材料

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20000000200
基礎的能力20000000200
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000