総合英語AⅢ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 総合英語AⅢ
科目番号 2019-84 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『CLIL 英語と地図で学ぶ世界事情』(三修社)、『ステップアップ式 徹底攻略英作文 自由英作文編』(三省堂)、『英文法・語法Vintage』(いいずな書店)、担当者が用意するプリント資料。
担当教員 小田 昇平

到達目標

1.テキストを読んで内容を把握し、その内容を説明できる。
2.YL1.5 程度までの難易度の教材をWPH100以上の速度で読み、内容を理解できる。
3.英書について、300 words程度での評を書くことができる。
4.英文を口頭で伝えることと、英文での発表をききとることとができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的語彙、語法、文構造を習得して、文章を正確に理解できる。基本的語彙、語法、文構造を習得して、文章を概ね理解できる。基本的語彙、語法、文構造を習得できず、文章を理解することができない。
評価項目2英語多読図書を英文の論理展開を正確に理解した上で、書評を300語程度の英語で書ける。英語多読図書を英文の論理展開を理解した上で、書評を300語程度の英語で書ける。英語多読図書を英文の論理展開を理解できず、書評を300語程度の英語で書くことができない。
評価項目3自分で書いた書評を正確に伝わるように口頭で発表することと、発表を正確にききとることとができる。自分で書いた書評を伝わるように口頭で発表することと、発表をききとることが概ねできる。自分で書いた書評を伝わるように口頭で発表することと、発表をききとることとができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年次までに修得した知識や技術を土台に英文の読解力や文法力、作文力、発信力を高める。
英語のインプット量を増やすために、教科書教材に加え、週に1時限を目安に英語多読多聴活動を授業内に行うとともに自律的な英語学習の姿勢を身につけるために、授業外の多読活動も適宜課していく。
蓄えたインプットを発信能力に繋げる活動として英語での書評活動を行う。活動には会話や発音練習等を定期的に取り入れる。
授業の進め方・方法:
教科書を用いて精読、音読、音読筆写を行う。
英語Wの復習に『英文法・語法Vintage』を用いて定期的に小テストを実施する。
英文書評の原稿作成とその添削、音読練習などをグループ学習形態で行う。
教材で扱われた文法を使った英作文練習を適宜行う。
注意点:
英語は、知識の習得であり、かつ技能訓練が必要な科目である。
そのため、授業ではペアやグループで英語を使う活動を取り入れる。
したがって、クラスで協力して積極的に活動する姿勢が求められる。
使用教材は同じであるが、授業担当者が複数名いるため、
状況(クラス毎の習熟度や、学習意欲・態度の差、授業担当者の授業方針等)によって、
進度やテスト範囲、課題が異なる場合がある。各授業担当者から指示を受けること。
なお、受講生の興味関心に応じて、進度や内容が変更されることがあります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス等                   本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
2週 Area 1, Europe 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
3週 Area 1, Europe 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
4週 Area 2, Africa 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
5週 Area 2, Africa 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
6週 【英作文】二者択一型の英作文 テキストのガイダンスにしたがって英作文ができる
クラスメイトと議論し、よいものをつくることができる
7週 これまでのまとめ それまでの内容を理解できる
8週 試験の振り返り 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
2ndQ
9週 Area 3, The Middle East 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
10週 Area 3, The Middle East 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
11週 Area 4, South Asia 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
12週 Area 4, South Asia 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
13週 Area 5, Russia and Its Neighboring Countries 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
14週 Area 5, Russia and Its Neighboring Countries、【英作文】自分について語る 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
テキストのガイダンスにしたがって英作文ができる
クラスメイトと議論し、よいものをつくることができる
15週 これまでのまとめ。 それまでの内容を理解できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験授業内小テスト課題その他合計
総合評価割合6020155100
基礎的能力6020155100