工業英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工業英語Ⅱ
科目番号 2022-011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 機械系の工業英語 (機械系教科書シリーズ)、牧野・生水著、コロナ社(工業英語Ⅰで使用したのもの)、あるいは各教員から配布されるプリント
担当教員 新冨 雅仁,機械工学科 全教員

到達目標

1.英語で記述されている複数の機械工学の文章を和訳できる。
2.科学技術文献データベースから研究論文等を検索することができ、得られた情報を理解することができる。
3.機械工学に用いる専門用語をキーワードとして選ぶことができ、アブストラクトのを執筆することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英語で記述されている複数の機械工学の文章を和訳できる。英語で記述されている複数の機械工学の文章を正確に和訳できる。英語で記述されている複数の機械工学の文章を大きな誤りなく和訳できる。英語で記述されている機械工学の文章を和訳できない。
評価項目2 科学技術文献データベースから研究論文等を検索することができ、得られた情報を理解することができる。科学技術文献データベースから研究論文等を検索することができ、得られた情報を正確に理解することができる。科学技術文献データベースから研究論文等を検索することができ、得られた情報を理解することができる。科学技術文献データベースから研究論文等を検索することができず、得られた情報を理解することができない。
評価項目3 機械工学に用いる専門用語をキーワードとして選ぶことができ、アブストラクトを執筆することができる。機械工学に用いる専門用語をキーワードとして正確に選ぶことができ、アブストラクトを執筆することができる。機械工学に用いる専門用語をキーワードとして選ぶことができ、アブストラクトを執筆することができる。機械工学に用いる専門用語をキーワードとして選ぶことができず、アブストラクトを執筆できない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近年、企業活動のグローバルな活動によって,技術者が海外で業務に従事することや,諸外国の技術者と共同で業務を遂行することがある。このため技術系の英語力を身に付けて,英語文書の読解・作成の能力が技術者に求められている。
授業の進め方・方法:
本講義では,英語文書の読解能力を向上することを目標としている。具体的には機械工学分野の専門用語を修得して,工学分野の英文テキストを読むことができること,また科学技術文献データベースを検索し,内容を理解し,自身の卒業研究の英文アブストラクトを執筆できることを目指す。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・機械系の英語1 教育目標・授業概要・評価方法等の説明
1~2ページ程度の機械工学に関する英文記事の和訳
2週 機械系の英語2 1~2ページ程度の機械工学に関する英文記事の和訳
3週 機械系の英語3 1~2ページ程度の機械工学に関する英文記事の和訳
4週 機械系の英語4 1~2ページ程度の機械工学に関する英文記事の和訳
5週 論文執筆基礎(1) JSME Journal の Guidelines for authors の Introduction 部分が理解できる
6週 論文執筆基礎(2) JSME Journal の Guidelines for authors の Abstract 部分が理解できる
7週 論文執筆基礎(3) JSME Journal の Guidelines for authors を和訳できる
8週 論文検索およびタイピング 科学技術文献データベース等を利用して論文を検索し,
Abstract と Introduction 部分をタイピングできる
4thQ
9週 論文翻訳(1) 検索した英語論文のAbstractの内容を理解できる
10週 論文翻訳(2) 検索した英語論文のIntroductionの内容を理解できる
11週 論文翻訳(3) 検索した英語論文のIntroductionの内容を理解できる
12週 アブストラクト(1) 自身の卒業研究に関する英語キーワードを選定できる
13週 アブストラクト(2) 自身の卒業研究に関する和文概要を執筆できる
14週 アブストラクト(3) 自身の卒業研究に関する英文Abstractを執筆できる
15週 アブストラクト(4) 自身の卒業研究に関する英文Abstractを執筆できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000