現代物理学

相対性理論，量子力学など現代物理学の中心テーマの基礎を理解し，基礎的な物理量を計算できる。原子核と放射線に関する物理量を計算できる。自然に対する理解を深めるとともに現代物理学の工学的応用例を挙げることができる。

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	相対性理論と量子力学の基礎を理解し，基礎的な物理量を計算できる。	相対性理論と量子力学の基礎を理解している。	相対性理論と量子力学の基礎を理解していない。
評価項目2	原子核と放射線に関する物理量を計算できる。	原子核と放射線に関する物理量を知っている。	原子核と放射線に関する物理量を知らない。

【本校学習・教育目標（本科のみ）】 2 説明

概要:

20世紀の科学，相対性理論と量子力学の基礎および原子核と放射線に対する理解を養う。

授業の進め方・方法:

講義および演習を中心に行う。

注意点:

アクティブラーニング	ICT 利用	遠隔授業対応	実務経験のある教員による授業

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	ガイダンス	現代物理学の主な内容を説明できる。
		2週	相対性理論	慣性系，光速度不変の原理，ローレンツ変換を説明できる。
		3週	相対性理論	質量とエネルギーの等価性について説明できる。
		4週	前期量子論	黒体輻射の計算ができる。
		5週	前期量子論	光電効果の計算ができる。
		6週	前期量子論	水素原子の計算ができる。
		7週	前期量子論	物質の波動性に基づく計算ができる。
		8週	前期総合演習１
	2ndQ
		9週	量子力学	シュレーディンガー方程式と波動関数，確率解釈を説明できる。
		10週	量子力学	不確定性関係に基づく計算ができる
		11週	量子力学	水素原子の計算ができる
		12週	量子力学	調和振動子の計算ができる
		13週	原子核と放射線	放射線，核分裂，核融合の計算ができる
		14週	素粒子	素粒子の主な性質について説明できる
		15週	前期総合演習２
		16週

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週