工業英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工業英語Ⅰ
科目番号 2023-038 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 機械系の工業英語(機械系教科書シリーズ9),牧野州秀・生水雅之著,コロナ社
担当教員 山中 仁,横井 敦史,鈴木 尚人

到達目標

1.英文法の基本を理解できる.文章構造を説明できる.
2.工業英語の単語及び熟語を理解し,使用することが出来る.
3.技術文章の文法を把握出来る.技術文章の内容を理解できる.技術文章を読解できる.
4.工業英語を説明できる.工業英語の英作文が作成できる.
5.機械工学に関する専門分野の技術テーマを設定できる.その概要を箇条書きで英作文できる.その内容を英文でまとめることが出来る.(D2-3)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1□英文法の基本を正確に理解できる. □文章構造を詳しく説明できる.□英文法の基本を理解できる. □文章構造を説明できる.□英文法の基本を理解できない. □文章構造を説明できない.
評価項目2□工業英語の単語及び熟語を詳しく説明できる. □工業英語の単語及び熟語を正確に使用できる.□工業英語の単語及び熟語を説明できる. □工業英語の単語及び熟語を使用できる.□工業英語の単語及び熟語を説明できない. □工業英語の単語及び熟語を使用できない.
評価項目3□技術文章の文法を正確に把握出来る. □技術文章の内容を正確に理解できる. □技術文章を詳細に読解できる.□技術文章の文法を把握出来る. □技術文章の内容を理解できる. □技術文章を読解できる.□技術文章の文法を把握できない. □技術文章の内容を理解できない. □技術文章を読解できない.
評価項目4□工業英語を詳しく説明できる. □工業英語の英作文が正確に作成できる.□工業英語を説明できる. □工業英語の英作文が作成できる.□工業英語を説明できない. □工業英語の英作文が作成できない.
評価項目5 (D2-3) □技術テーマを詳細に設定できる. □その概要を文章として英作文できる. □その内容を英文アブストラクトとしてまとめることができる.□技術テーマを設定できる. □その概要を箇条書きで英作文できる. □その内容を英文でまとめることができる.□技術テーマを設定できない. □その概要を箇条書きで英作文できない. □その内容を英文でまとめることができない.

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本のグローバル化の流れの中で科学技術英語の能力がますます重要になってきている.海外に限らず,今や国内においてさえ科学技術英語の能力が重視されるようになってきた.科学技術英語能力を身につけるためには,早い時期から科学技術に使用される英語を学習することが必要である.
授業の進め方・方法:
本講義は工業英語の基礎である第1~5文型,句,節,態等の文法をきちんと習得する.その後で,技術英文の文章読解を行う.さらに,自分の興味のあるテーマについて,箇条書きで英作文し,説明できるようにする.
注意点:
1.試験を80%,提出課題を20%の重みとして評価する.授業目標4(D2-3)が標準基準(6割)以上で,かつ科目全体で60点以上の場合に合格とする.評価基準については,成績評価基準表による.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業のガイダンスを聞き,工業英語の重要性や,授業の大まかな進め方,流れを説明できる.
2週 文法基礎(1) 英文法について,次の事項を説明できる.
教科書第1部文法編:第1~5文型,句
3週 文法基礎(2) 英文法について,次の事項を説明できる.
教科書第1部文法編:節,受動態・能動態
その他重要表現
4週 文章読解(1) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No1~3
5週 文章読解(2) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No4~6
6週 文章読解(3) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No7~9
7週 文章読解(4) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No10~12
8週 中間試験 1~7週で学習した英文法と文章読解に関する問題が解ける。
4thQ
9週 文章読解(5) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No13~15
10週 文章読解(6) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No16~18
11週 文章読解(7) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No19~21
12週 文章読解(8) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No22~24
13週 文章読解(9) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No25~27
14週 文章読解(10) 以下の文章読解ができる.
教科書第2部基礎編:No28~30
15週 技術英作文(演習) 技術テーマの英作文が作成できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3

評価割合

試験課題レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000