物理Ⅱ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 物理Ⅱ
科目番号 2023-098 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 初歩から学ぶ基礎物理学、熱・波動、電磁気・原子(大日本図書)、熱・波動問題集、電磁気・原子問題集(大日本図書)
担当教員 住吉 光介,(物理科 非常勤講師),山崎 由起

到達目標

自然現象を物理法則のもとで理解すること。前期:波動現象について理解すること。波の基本的な物理量、音や光の現象における物理法則を取り扱うこと。後期:静電場・磁場の性質、電流と磁場の関係、電磁誘導について理解して、物理法則を取り扱うこと。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1波の基本的な物理量を扱い応用することができる波の基本的な物理量を扱うことができる。波の基本的な物理量を扱うことができない
評価項目2音や光の現象における物理法則を取り扱い応用することができる音や光の現象における物理法則を取り扱うことができる音や光の現象における物理法則を取り扱うことができない
評価項目3静電場の性質を理解して応用できる静電場の性質を理解できる静電場の性質を理解できない
評価項目4電流と磁場の関係、電磁誘導について理解して応用できる電流と磁場の関係、電磁誘導について理解できる電流と磁場の関係、電磁誘導について理解できない

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年物理の知識を元に、自然現象や日常生活で現れる事柄に潜む物理法則について実験例を通じて学ぶ。定性的な理解を深めるとともに、数式を用いて定量的に物理法則を扱う。前期には波動現象、音、光に関する法則による記述と現象の取り扱いについて学ぶ。後期には静電場・磁場について学び、電磁気学の基礎について理解する。1年物理の知識を元に、自然現象や日常生活で現れる事柄に潜む物理法則について実験例を通じて学ぶ。定性的な理解を深めるとともに、数式を用いて定量的に物理法則を扱う。前期には波動現象、音、光に関する法則による記述と現象の取り扱いについて学ぶ。後期には静電場・磁場について学び、電磁気学の基礎について理解する。
授業の進め方・方法:
1年物理をもとに、音や光などの波動現象、電気・磁気の現象を身の回りの現象との関連を考えながら、授業を進める。実際の現象をデモ実験で見ることを交えながら、波動や電磁場の概念を理解していく。また、問題演習プリントにより計算や作図などの練習をおこなう。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・波動1 波の基本量を扱う
2週 波動2 波の表し方(グラフ)
3週 波動3 波の重ね合わせ
4週 波動4 波の反射・定常波
5週 波動5 波の屈折・干渉
6週 波動6 波の式・正弦波
7週 波動の性質 まとめ・問題演習
8週 前期総合演習1
2ndQ
9週 音1 音波の性質
10週 音2 弦の振動
11週 音3 気柱の振動
12週 音4 ドップラー効果
13週 光1 光の性質
14週 光2 光の干渉・回折
15週 前期総合演習2
16週
後期
3rdQ
1週 静電気1 ガイダンス・静電気
2週 静電気2 クーロンの法則
3週 静電気3 電場
4週 静電気4 電場の重ね合わせ
5週 静電気5 電位と仕事
6週 静電気6 電場中の物体
7週 静電気の性質 まとめ・問題演習
8週 後期総合演習1
4thQ
9週 電流と磁場1 ガイダンス・電流
10週 電流と磁場2 磁場
11週 電流と磁場3 電流と磁場
12週 電流と磁場4 電流が受ける力
13週 電流と磁場5 ローレンツ力
14週 電流と磁場6 電磁誘導の法則
15週 後期総合演習2
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1

評価割合

演習発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000