到達目標
1.一般角の概念を理解でき,弧度法と度数法の変換ができる.三角関数の性質を理解でき,グラフをかくことができる.加法定理を理解でき,その応用ができる.
2.基本的な順列と組合せの計算ができる.等比数列・等差数列を理解でき,これらの数列の一般項や和を求めることができる.帰納法を用いて命題を証明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 一般角の概念をよく理解でき,弧度法と度数法の変換が説明できる.三角関数の性質をよく理解でき,そのグラフを必要な情報を不足なくかくことができる.加法定理をよく理解でき,幅広く応用ができる. | 一般角の概念を理解でき,弧度法と度数法の変換ができる.三角関数の性質を理解でき,グラフをかくことができる.加法定理を理解でき,その応用ができる. | 一般角の概念を理解できず,弧度法と度数法の変換ができない.三角関数の性質を理解できず,グラフをかくことができない.加法定理を理解できず,その応用ができない. |
評価項目2 | 順列と組合せの計算ができる.等比数列・等差数列をよく理解でき,これらの数列の和を筋道をたてて求めることができる.帰納法を用いて命題を筋道のたつ記述で証明できる. | 基本的な順列と組合せの計算ができる.等比数列・等差数列を理解でき,これらの数列の和を求めることができる.帰納法を用いて命題を証明できる. | 基本的な順列と組合せの計算ができない.等比数列・等差数列を理解できず,これらの数列の和を求めることができない.帰納法を用いて命題を証明できない. |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2
説明
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教育方法等
概要:
三角関数,場合の数と数列を扱う.前期の基礎数学Ⅱの三角比に引き続き,角の概念を一般化させた一般角から,三角関数およびそのグラフの性質,三角関数の大きなトピックスの1つである加法定理を学習する.その後,場合の数と数列に入る.場合の数のテーマはもれなく,重複なく,効率よく数えるということであり,その応用は身近な話題から専門分野までと幅広い.また,数列はその考え方が重要となる分野である.
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う.授業中は集中して聴講すること.
適宜、課題を出すので期限内に提出すること.
注意点:
1.評価については,評価割合に従って行う.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
第1回:ガイダンス,三角関数(1) 第2回:三角関数(2) |
第1回:一般角を理解できる. 第2回:一般角の三角関数の定義を理解できる.
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2週 |
第3回:三角関数(3) 第4回:三角関数(4) |
第3回:弧度法を理解できる. 第4回:三角関数の相互関係を理解できる.
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3週 |
第5回:三角関数(5) 第6回:三角関数(6) |
第5回:三角関数の性質を理解できる. 第6回:正弦曲線,余弦曲線を理解できる.
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4週 |
第7回:三角関数(7) 第8回:三角関数(8) |
第7回:正接曲線を理解できる. 第8回:三角関数のグラフをかくことができる.
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5週 |
第9回:三角関数(9) 第10回:加法定理とその応用(1) |
第9回:三角関数を含む方程式と不等式を解くことができる. 第10回:加法定理を理解できる.
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6週 |
第11回:加法定理とその応用(2) 第12回:加法定理とその応用(3) |
第11回:2倍角の公式,半角の公式を理解できる. 第12回:積和公式,和積公式を理解できる.
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7週 |
第13回:加法定理とその応用(4) 第14回:加法定理とその応用(5) |
第13回:三角関数の合成を理解できる. 第14回:三角関数の合成を用いてグラフをかくことができる.
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8週 |
第15回:確認テスト及び解説 第16回:場合の数(1) |
第15回:確認テストを解くことができ, 解説を理解できる. 第16回:積の法則,和の法則を理解できる.
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4thQ |
9週 |
第17回:場合の数(2) 第18回:場合の数(3) |
第17回:順列を理解できる. 第18回:重複順列を理解できる.
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10週 |
第19回:場合の数(4) 第20回:場合の数(5) |
第19回:組合せを理解できる. 第20回:同じものを含む順列,円順列を理解できる.
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11週 |
第21回:場合の数(6) 第22回:数列(1) |
第21回:二項定理を理解でき,計算へ応用できる. 第22回:数列を理解できる.
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12週 |
第23回:数列(2) 第24回:数列(3) |
第23回:等差数列の一般項やその和を求めることができる. 第24回:等比数列の一般項やその和を求めることができる.
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13週 |
第25回:数列(4) 第26回:数列(5) |
第25回:Σ記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる. 第26回:漸化式による数列の定義が理解できる.
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14週 |
第27回:数列(6) 第28回:演習 |
第27回:数学的帰納法による証明ができる. 第28回:練習問題(場合の数)を解くことができる.
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15週 |
第29回:演習 答案返却・解説 第30回:演習 授業アンケート |
第29回:練習問題(数列)を解くことができる.返却された試験の解説を理解できる. 第30回:練習問題(場合の数, 数列)を解くことができる.授業アンケートを行う.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 角を弧度法で表現することができる。 | 2 | |
鋭角の三角比及び一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 2 | 後2 |
三角関数の性質及びグラフを理解し、三角関数を含む方程式・不等式を解くことができる。 | 2 | 後3,後4 |
加法定理を利用できる。 | 2 | 後5,後6,後7 |
積の法則及び和の法則を利用して場合の数を求めることができる。 | 2 | 後8 |
積の法則と和の法則を理解し、順列及び組合せの計算ができる。 | 2 | 後9,後10 |
等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。 | 2 | 後12,後13 |
数列の和を総和記号を用いて表し、その和を求めることができる。 | 2 | 後13,後14 |
評価割合
| 試験 | レポート,小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |