工業力学

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工業力学
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 工業力学入門 第3版 伊藤勝悦著 森北出版株式会社 
担当教員 鈴木 尚人

到達目標

1.力とモーメントの基礎を理解し,説明が出来る.主要な特性計算が出来る.
2.力とモーメントの釣合条件を理解し,説明が出来る.主要な特性計算が出来る.
3.重心を理解し,説明が出来る.主要な特性計算が出来る.
4.摩擦・力積と運動量を理解し,説明が出来る.主要な特性計算が出来る.
5.仕事・エネルギーを理解し,説明が出来る.主要な特性計算が出来る.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.力とモーメントの基礎を理解し,説明が出来る.力とモーメントの基礎を完全に理解し,説明が出来る.力とモーメントの基礎を理解し,説明が出来る.力とモーメントの基礎を理解し,説明が出来ない.
2.摩擦・力積と運動量を理解し,説明が出来る.摩擦・力積と運動量を完全に理解し,説明が出来る.摩擦・力積と運動量を理解し,説明が出来る.摩擦・力積と運動量を理解し,説明が出来ない.
3.仕事・エネルギーを理解し,説明が出来る.仕事・エネルギーを完全に理解し,説明が出来る.仕事・エネルギーを理解し,説明が出来る.仕事・エネルギーを理解し,説明が出来ない.

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
力学は電磁気学及び熱学とともに自然科学系学問の三大柱と呼ばれており,さらに機械系学科にとって将来の専門科目の基礎となる材料力学,流体力学及び熱力学などの基礎をなす学問である.この事実をしっかり把握させる事を目的としているが,一方、低学年であることを考慮して理解が進むよう講義を進める.
授業の進め方・方法:
本講義は力,モーメント,釣合,重心,摩擦,力積と運動量,仕事とエネルギーについて学習する.本講義を履修した学生は力学に関する主要な特性計算を行うことが出来る.また,機械系の4力学(材料力学,熱力学,流体力学及び機械力学)の基礎を養うことが出来る.
注意点:
1.試験や課題レポート等は,JABEE ,大学評価・学位授与機構,文部科学省の教育実施検査に使用することがあります.
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください.
3.中間・期末試験の平均を70%,授業終了時の小テストを30%の重みとして評価する.科目全体で60点以上の場合に合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 力とモーメント(1) 授業概要説明,力の定義や単位を理解し,説明出来る.
2週 力とモーメント(2) 力の向きと大きさ,力の合成と分解を理解し,値を求めることが出来る.
3週 力とモーメント(3) 力のモーメントや偶力を理解し,主要な特性計算が出来る.
4週 力の釣合(1) 力の釣合の条件式を理解し,主要な特性計算が出来る.
5週 力の釣合(2) 接触点やトラスに加わる力を理解し,主要な特性計算が出来る.
6週 重心(1) 連結帯や多数の物体の重心を理解し,主要な特性計算が出来る.
7週 重心(2) 連続体の重心を理解し,主要な特性計算が出来る.
8週 摩擦 中間試験の解説,静止及び運動摩擦力を理解し,主要な特性計算が出来る.
2ndQ
9週 力積と運動量(1) 力積と運動量の基礎を理解し,主要な特性計算が出来る.
10週 力積と運動量(2) 角運動量を理解し,主要な特性計算が出来る.
11週 力積と運動量(3) 運動量保存の法則を理解し,主要な特性計算が出来る.
12週 仕事・エネルギー(1) 仕事を理解し,主要な特性計算が出来る.
13週 仕事・エネルギー(2) エネルギーを理解し,主要な特性計算が出来る.
14週 仕事・エネルギー(3) エネルギー保存の法則を理解し,主要な特性計算が出来る.
15週 まとめ 期末試験の解説,アンケート実施
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000