概要:
日本での留学生活を送る上で必要なコミュニケーション能力と、日本の高等教育機関で学習研究活動を行うために必要な日本語能力を養う。日本語で表現されていることを理解し、情報同士の関係を理解し、理解した情報を活用して論理的に妥当な解釈を導く能力を養う。基本的に日本語能力試験N2レベル程度の日本語(および一部英語)で授業を実施するので前年度中にN2を取得していることが望ましい。
授業の進め方・方法:
前期・後期(試験50%, 課題・提出物30%, 出席・授業態度20%)学年末評価(前期40%, 後期40%, 選択課題20%)
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
自己紹介。授業概要、課題、評価基準等の説明。地震と防災について
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2週 |
科学技術の日本語 第1課 |
パーソナルコンピュータと日本語、カタカナの言葉、動詞のマス形
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3週 |
科学技術の日本語 第1課 |
日本語の文字コード、専門用語、日本語の文の特徴
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4週 |
科学技術の日本語 第2課 |
日本科学未来館を見る、論文スタイルの日本語、自動詞と他動詞
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5週 |
科学技術の日本語 第2課 |
研究発表のスタイルの日本語
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6週 |
科学技術の日本語 第3課 |
ワープロソフトで日本語文書を作成する、コンピュータ用語、変化・条件を表す文型
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7週 |
科学技術の日本語 第3課 |
かな漢字変換、ワードプロセッサの日本語入力
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8週 |
科学技術の日本語 第4課 |
気温の変化、原因・変化を表す日本語表現、原因・理由・例示を表す文型
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2ndQ |
9週 |
科学技術の日本語 第4課 |
気象庁のホームページ、単位の読み方
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10週 |
科学技術の日本語 第5課 |
新幹線、定義の文、数式の読み方
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11週 |
科学技術の日本語 第5課 |
TGV、図形を表す日本語
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12週 |
科学技術の日本語 第6課 |
ロボット、使役形の文型と表現
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13週 |
科学技術の日本語 第6課 |
ヒューマノイド・ロボット、日本語の語の構成要素
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14週 |
科学技術の日本語 第7課 |
音声情報工学、可能形、条件の表現、構成・列挙を表す文型
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15週 |
科学技術の日本語 第7課 |
音声認識の応用、言葉の使い分け(書き言葉と話し言葉、論文用語と一般用語)
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
テーマ学習 |
スピーチコンテストに出場する
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2週 |
テーマ学習 |
スピーチコンテストに出場する
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3週 |
テーマ学習 |
高専祭に参加する
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4週 |
テーマ学習 |
高専祭に参加する
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5週 |
科学技術の日本語 第8課 |
新エネルギー、根拠・変化を表す文型、量・率を表す表現
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6週 |
科学技術の日本語 第8課 |
省エネとハイブリッドカー、座標を読むときの日本語のことば
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7週 |
科学技術の日本語 第9課 |
地球温暖化、引用・伝聞・仮定・判断・結果を表す文型・表現
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8週 |
科学技術の日本語 第9課 |
先進国の責任、状態の変化の表現
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4thQ |
9週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第1課 |
富士山についての話を聞いて、富士山の富士山の特徴や歴史について理解する
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10週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第2課 |
日本の信号についての話を聞いて、自国の信号や交通ルールと比較する。
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11週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第3課 |
隠れキリシタンについての話を聞いて、日本の宗教の歴史を理解する。自国の宗教について説明する。
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12週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第4課 |
日本の水族館についての話を聞いて、自然の状態の魚との違い、その理由を考える。
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13週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第5課 |
ゴリラの食事のしかたについての話を聞いて、自然界の動物と植物の関係を理解し説明する。
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14週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第6課 |
東京の温泉についての話を聞いて、温泉を定義し、日本の温泉と自国の温泉とを比較する。
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15週 |
留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ 第7課 |
「失敗学」についての話を聞いて、失敗学とはどのようなものかを理解し、自分が経験した失敗と関連づけて話を要約する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 2 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 2 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 2 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 2 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 1 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 1 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 1 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 2 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 2 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 1 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |