応用電気数学Ⅱ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 応用電気数学Ⅱ
科目番号 2020-186 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 山之内 亘

到達目標

①ラプラス変換の定義と公式を説明できる
②波形のラプラス変換を説明できる
③部分分数展によって式を展開できる
④電気回路や微分方程式をラプラス変換によって解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ラプラス変換の定義と公式を説明できるラプラス変換の定義と公式を説明でき、物理現象をモデル化できる。ラプラス変換の定義と公式を説明できるラプラス変換の定義と公式を説明できない
波形のラプラス変換を説明できる波形のラプラス変換を説明でき、数式として記述できる波形のラプラス変換を説明できる波形のラプラス変換を説明できない
部分分数展によって式を展開できる部分分数展によって式を展開でき、逆ラプラス変換により時間関数にできる部分分数展によって式を展開できる部分分数展によって式を展開できない
電気回路や微分方程式をラプラス変換によって解くことができる電気回路や微分方程式をラプラス変換によって解くことができる電気回路や微分方程式のラプラス変換ができる電気回路や微分方程式のラプラス変換ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気や運動などの解析のために便利なラプラス変換について学習する。特に電気回路の過渡現象やモータの運動についてラプラス変換を用いて理解を深める。
授業の進め方・方法:
授業は、講義を中心に行い、後半30分程度理解度を確認するために課題を課す。
適宜レポートを課すので、次回の授業開始時に提出すること
注意点:
①評価については、評価割合に従って行います。ただし、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
②この科目は学修単位科目であり、1単位あたり15時間の対面授業を実施します。併せて1単位あたり30時間の事前学習・事後学習が必要となります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ラプラス変換の概念と例 ラプラス変換の定義や公式を説明できる。
2週 基本的な式のラプラス変換 微分法則や積分法則について説明できる
3週 波形のラプラス変換 波形のラプラス変換について説明できる
4週 部分分数展開 部分分数展開、逆ラプラス変換を説明できる
5週 初期値の定理と最終値の定理 初期値の定理と最終値の定理を説明できる
6週 微分方程式のラプラス変換 微分方程式をラプラス変換によって計算できる
7週 電気回路のラプラス変換 電気回路の過渡特性をラプラス変換によって説明できる
8週 演習
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000