ドイツ語

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 ドイツ語
科目番号 2021-186 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『ドイツ語の時間 〈話すための文法〉 web練習問題付』(清野智昭,朝日出版社)
担当教員 (教養科 非常勤講師),小柴 浩稔

到達目標

1.初級ドイツ文法を理解し、運用できる。2.簡単なドイツ語の日常会話を聞き、話すことができる。3.簡単なドイツ語の文章を読み、書くことができる。 4.ドイツの歴史や日常生活等を学び、ドイツ(ヨーロッパ)文化を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 文法初級ドイツ文法をよく理解し、よく運用できる。初級ドイツ文法を理解し、運用できる。初級ドイツ文法を理解し、運用できない。
評価項目2 聞く・話す簡単なドイツ語の日常会話をよく聞き、よく話すことができる。簡単なドイツ語の日常会話を聞き、話すことができる。簡単なドイツ語の日常会話を聞き、話すことができない。
評価項目3 読む・書く簡単なドイツ語の文章をよく読み、よく書くことができる。簡単なドイツ語の文章を読み、書くことができる。簡単なドイツ語の文章を読み、書くことができない。
評価項目4 異文化理解ドイツの歴史や日常生活等を学び、ドイツ(ヨーロッパ)文化をよく理解することができる。ドイツの歴史や日常生活等を学び、ドイツ(ヨーロッパ)文化を理解することができる。ドイツの歴史や日常生活等を学び、ドイツ(ヨーロッパ)文化を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
多くの日本人にとって欧米=アメリカであり、外国語=英語である。しかしながらヨーロッパ≠アメリカはもちろんのこと、ヨーロッパ大陸で英語を母語としている人もほとんどいないのである。そこで第2外国語としてドイツ語を学習し、ドイツの文化やドイツ人の考え方などを知ることにより、また違った考え方や価値観が養われていくのである。すなわち英語を客観視できるようになったり、国際社会をより多角的に見られるようになったり、さらには日本語や日本自体を客観的かつ多角的に捉えられるようになったりする力が養われるのである。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って文法事項を学習し、その学習内容を定着させるために書き変え問題や聞き取り練習なども行っていく。
注意点:
評価については、評価割合に従う。ただし4月以降の状況として、対面授業になるのかオンライン授業になるのか、あるいはその併用になるのかによって、評価割合を変更することもある(昨年度は全てオンライン授業となったため、評価割合も試験100%に変更した)。なお、授業時間内に単元テストや中間試験を実施することもあり、場合によっては追加課題を出したり、追再試などを行ったりして加点することもある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
授業概要・目標および成績評価方法・基準の説明、ドイツ語の辞書・参考書の紹介など。
2週 Lektion 0-(1)
アルファベート、母音・子音の発音ポイント について理解できる。
3週 Lektion 0-(2)
日常の挨拶について理解できる。
4週 Lektion 1-(1)
規則動詞の現在人称変化、自己紹介について理解できる。
5週 Lektion 1-(2)
平叙文・疑問文と定動詞の位置について理解できる。
6週 Lektion 2-(1)
定冠詞・不定冠詞の格変化について理解できる。
7週 Lektion 2-(2)
sein動詞・habenの現在人称変化について理解できる。
8週 Lektion 3-(1)
不規則動詞の現在人称変化について理解できる。
2ndQ
9週 Lektion 3-(2)
名詞の複数形について理解できる。
10週 Lektion 4-(1)
前置詞の格支配について理解できる。
11週 Lektion 4-(2)
従属接続詞について理解できる。
12週 Lektion 4-(3)
予定や日にちに関する表現について理解できる。
13週 Lektion 5-(1)
人称代名詞の格変化について理解できる。
14週 Lektion 5-(2)
再帰代名詞・再帰動詞について理解できる。
15週 Lektion 5-(3)
数字[0~100]について理解・運用ができる。
16週
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
前期末試験の返却および解説など。
2週 Lektion 5-(4)
時刻に関する表現について理解できる。
3週 Lektion 6-(1)
定冠詞類・不定冠詞類の格変化について理解できる。
4週 Lektion 7-(1)
zu不定詞句について理解できる。
5週 Lektion 7-(2)
分離動詞について理解できる。
6週 Lektion 7-(3)
話法の助動詞について理解できる。
7週 Lektion 8-(1)
動詞の三基本形について理解できる。
8週 Lektion 8-(2)
過去形・現在完了形について理解できる。
4thQ
9週 Lektion 8-(3)
受動態について理解できる。
10週 Lektion 9-(1)
形容詞の格変化について理解できる。
11週 Lektion 9-(2)
形容詞の比較級・最上級について理解できる。
12週 Lektion 10-(1)
関係代名詞について理解できる。
13週 Lektion 10-(2)
命令形について理解できる。
14週 Lektion 11-(1)
接続法第1式について理解できる。
15週 Lektion 11-(2)
接続法第2式について理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。2
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。2
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。2
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。2
企業には社会的責任があることを認識している。2
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。2
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。2
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。2
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。2
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。2
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。2
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。2

評価割合

学年末試験前期末レポート発表合計
総合評価割合353530100
基礎的能力353530100
専門的能力0000
分野横断的能力0000