| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.回路解析を適切に行える. | □理解が不十分な人が読んでも分かる答案を書ける.
□未知数の数を変えても正しく導くことができる. | AND
□回路図から,未知数と既知数を明確に分離できる.
□回路図から,最初の方程式を書き下すことができる.
□自ら立てた方程式を元に式を適切に変形して正しい答えを導くことができる. | □回路図から,最初の方程式を書くことができない.(そのため,それ以上の能力を問うこともできない) |
2.等価回路を適切に使うことができる. | □デバイスの特性図に対して,複数の条件が指定されても,それぞれの条件に応じた適切な等価回路を書くことができる. | □デバイスの特性図を,与えられた条件の下で適切な等価回路に書き直すことができる. | □特性図から適切な等価回路を導くことができない. |
3.負帰還の理論を理解し,負帰還回路の特徴を数式を使って説明できる. | □負帰還の特徴を生かした回路を設計できる. | AND
□負帰還の理論を理解している.
□与えられた負帰還回路について,その特徴を数式を使って説明できる. | OR
□負帰還の理論を理解していない.
□負帰還回路の特徴を数式を使って説明することができない. |
4.オペアンプを使った基本的な回路の解析,設計ができる. | □オペアンプの特性が理想的でなくても,正しく解析・設計できる. | AND
□理想特性のオペアンプを使った基本的な回路を正しく解析できる.
□理想特性のオペアンプを使った基本的な回路を正しく設計できる. | OR
□理想特性のオペアンプを使った基本的な回路を解析できない.
□理想特性のオペアンプを使った基本的な回路を設計ができない. |
5.(C1-3)オペアンプを使った簡単な応用回路(発振回路や電源回路等)の解析ができる. | □オペアンプを使った応用回路(発振回路や電源回路等)について,複数の回路を正しく解析できる. | □オペアンプを使った簡単な応用回路(発振回路や電源回路等)について,どれか一つなら正しく解析できる. | □オペアンプを使った簡単な応用回路(発振回路や電源回路等)についてはどの回路についても解析できない. |