概要:
読む・聞く・書く・話す・考えるという日本語の能力を有機的に連携させつつ育成することにより、国際社会で活躍する技術者として求められる思考力、コミュニケーション能力、表現意欲、および感受性を身に付ける。評論文、随想、小説、詩歌などの読解を通して、精神の成長や情操の育成、想像力および感受性の練磨をはかり、技術者の社会的役割と責任を自覚する態度を培う。
授業の進め方・方法:
評論文を取り扱う授業では、論理的な文章の展開を読み取り、自らが、実験結果等をまとめて提出する際や、プレゼンテーション等を行う際に、相手に分かりやすく説明できる文章表現力や発表能力を身につける。文学的文章を取り扱う授業では、主人公や登場人物の心情を理解し、人生の真実や人間の生き方について考える機会とする。また、各回小レポートを課す等して国語基礎力の定着を図る。
注意点:
1 教科書・学習課題ノート・便覧は必要な教材として毎回必ず用意すること。配布資料がある場合はこれについても同様。
2 使用教材は、2年時に国語Ⅱで使用したものと共通です。開講前に 紛失しないよう注意してください。
3 評価については、評価割合に従って行います。
4 進行の状況により、取り上げる作品は変更する可能性が合います。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション/俳句「春雷」 |
詩歌に描かれたものの見方・心情表現を読み取り、自分の意見を述べることができる。
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2週 |
俳句「春雷」 |
詩歌に描かれたものの見方・心情表現を読み取り、自分の意見を述べることができる。
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3週 |
俳句「春雷」 |
詩歌に描かれたものの見方・心情表現を読み取り、自分の意見を述べることができる。
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4週 |
小説「葉桜と魔笛」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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5週 |
小説「葉桜と魔笛」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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6週 |
小説「葉桜と魔笛」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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7週 |
小説「葉桜と魔笛」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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8週 |
随想「物語の外から」 |
随想に描かれたものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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2ndQ |
9週 |
随想「物語の外から」 |
随想に描かれたものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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10週 |
随想「物語の外から」 |
随想に描かれたものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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11週 |
詩歌「永訣の朝」 |
詩歌に描かれたものの見方・心情表現を読み取り、自分の意見を述べることができる。
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12週 |
詩歌「永訣の朝」 |
詩歌に描かれたものの見方・心情表現を読み取り、自分の意見を述べることができる。
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13週 |
評論「言葉は世界を切り分ける」 |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。本文中から収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
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14週 |
評論「言葉は世界を切り分ける」 |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。本文中から収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
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15週 |
評論「言葉は世界を切り分ける」 |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。本文中から収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
評論「未来のありか」 |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。本文中から収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
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2週 |
評論「未来のありか」 |
論理的な文章に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
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3週 |
評論「未来のありか」 |
論理的な文章に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえ、新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。
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4週 |
小説「蠅」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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5週 |
小説「蠅」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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6週 |
小説「蠅」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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7週 |
小説「蠅」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。他者の意見について、立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。
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8週 |
評論「豊かさと生物多様性」 |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。本文中から収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
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4thQ |
9週 |
評論「豊かさと生物多様性」 |
論理的な文章に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
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10週 |
評論「ホンモノのおカネの作り方」 |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。本文中から収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
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11週 |
評論「ホンモノのおカネの作り方」 |
論理的な文章に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
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12週 |
評論「ホンモノのおカネの作り方」 |
論理的な文章の構成・展開を参考に、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように工夫し、実用的な文章・報告・論文等を作成することができる。
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13週 |
小説「ベル・エポック」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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14週 |
小説「ベル・エポック」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。
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15週 |
小説「ベル・エポック」 |
小説に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。他者の意見について、立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 2 | 前1,後1,後8,後10 |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 2 | 前2,前3,後2,後9,後11 |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後4,後5,後6,後13,後14,後15 |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 2 | 前15 |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 1 | 前15 |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 1 | 前15 |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 1 | 後12 |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 2 | 前1,後1,後8,後10 |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 2 | 後12 |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 2 | 後7,後15 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | 後3 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |