総合英語AⅣ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合英語AⅣ
科目番号 2023-180 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『CROSSBEAM S1 standard book 1』 Revised Edition (エミル出版), 『英文法・語法Engage』New Edition (いいずな書店), 教員作成資料, 英和辞典
担当教員 (英語科 非常勤講師),辻 直人

到達目標

1.ある程度の分量の論説文や自己の研究にかかわる英文を読んで内容を理解できる。(D2-3) 
2.指示されたテーマや研究等について自身の考えなどを適切なパラグラフ構成で英語で分かりやすく                             書くことができる。 (D2-3)  
3.英語を聴いて内容を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ある程度まとまった分量の英文を読んで内容をほぼ正確に理解することができる (D2-3)ある程度まとまった分量の英文を読んで内容を7割程度理解できる (D2-3)ある程度まとまった分量の英文を読んで7割程度理解することが困難である (D2-3)
評価項目2適切なパラグラフの構成で論旨の明確な英語の文章を書くことができる(D2-3)適切なパラグラフの構成で英語の文章を書くことができる (D2-3)適切なパラグラフの構成で、英語の文章を書くことができない (D2-3)
評価項目3英語を聴いて内容をほぼ理解することができる英語を聴いて内容を7割程度理解することができる英語を聴いて内容を7割程度理解することが困難である

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語が国際社会において情報や意思伝達の言語媒体となっている現状を踏まえて、高専での3年間の学習で培った英語力を土台にして、様々なテーマの英文を読む。また、教科書教材や指示されたテーマについて学生同士で対話しながら自分の意見を英文にする作業を通して、四技能(reading, listening, speaking, writing)を高める。さらに文法事項や重要な構文の復習のために、副教材を用いた自律的な学習を求めるものとなっている。
授業の進め方・方法:
教科書の英文読解を通して内容理解をする力を獲得するなかで、多くの構文や表現を習得して英文を書く力を養う。そして読解を通して英語文章の構成を学ぶ。また指示された題材や研究内容についてある程度の分量の英文を論理的に書く力を養うため、数回のパラグラフライティングを課す。ライティング活動では学生同士で意見や情報の交換を適宜行う。基本的な文法や語法の復習と定着に副教材を用いた小テストを定期的に行う。
注意点:
評価は評価割合に従って行います。
学科により担当教員が異なるため、授業の進度と課題に学科間で差が出ることがあります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Course Guidance 授業の概要を理解し、英語学習の目標と学習方法を理解することができる。これまでの復習をすることが出来る。
2週 Chapter 1 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また正しく英作文ができる。
3週 Guide to Logical Writing, Chapter 1, 2 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また、文の骨格を考えて論理的に英作文ができる。
4週 Chapter 2, 3, Introduction to Paragraph Writing 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。段落の構成を把握することが出来る。
5週 Chapter 3,Writing Exercise, 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また、文の骨格を考えて論理的な英文を書くことができる。
6週 Chapter Review, Writing Exercise これまでの課の復習や演習問題ができる。論理的な英文を書くことができる。
7週 Chapter 4, Writing Exercise 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。論理的な英文を書くことが出来る。
8週 Step to Essay Writing ある程度まとまった分量のエッセイを書くことができる。
2ndQ
9週 Chapter 5, Essay Writing 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。論理的なエッセイにまとめ上げることが出来る。
10週 Writing Exercise, Chapter 5, 6 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また、重要構文を用いて英作文ができる。
11週 Chapter 6 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法や段落の構成を把握出来る。
12週 Chapter Review これまでの課の復習や関連する演習問題ができる。
13週 Essay Writing, Chapter 7 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。ある程度まとまった分量のエッセイを書くことができる。
14週 Essay Writing, Chapter 7 ある程度まとまった分量のエッセイを書くことができる。論理的なエッセイにまとめ上げることが出来る。
15週 Review, Writing Exercise 英文の構成法に従って、自分の考えを英語で表現でき、英語で論理的な散文を書くことができる。
16週
後期
3rdQ
1週 Chapter 8, Writing Exercise 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また正しく英作文ができる。
2週 Chapter 8,9, Writing Exercise 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また正しく英作文ができる。
3週 Chapter 9,10, Writing Exercise 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また正しく英作文ができる。
4週 Chapter 10, Writing Exercise 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。また正しく英作文ができる。
5週 Chapter Review, Essay Writing これまでの課の復習や演習問題ができる。ある程度の分量の散文を論理的に書くことができる。
6週 Chapter 11,12, Essay Writing 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。ある程度の分量の散文を論理的な構成で書くことができる。
7週 Chapter 12, Chapter Review, これまでの講読の復習や演習問題ができる。
8週 Chapter Review, Short Essay Writing これまでの講読の復習や演習問題ができる。論理的な散文が書ける。
4thQ
9週 Chapter 13, Short Essay Writing 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。論理的な散文が書ける。
10週 Chapter 13,14, Essay Writing 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。ある程度の分量の散文を論理的な構成で書くことができる。
11週 Chapter 14,15, Essay Writing 本文の内容を確認するとともに、英文の構成法を理解できる。ある程度の分量の散文が論理的な構成で書ける。
12週 Chapter 15, Chapter Review, これまでの講読の復習や演習問題ができる。
13週 Chapter Review, Short Essay Writing これまでの講読の復習や演習問題ができる。英文の構成法に従って、自分の考えを英文で論理的に表現することができる。
14週 Short Essay Writing 学習した構文や表現法を復習して英文の構成法に従って自分の考えを論理的に英文で論理的に表現することができる。
15週 Review Exercise 本科目で理解したことを復習し、運用できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

定期試験課題テスト・授業内課題ライティング課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100