文学特論

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 文学特論
科目番号 2026-161 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『近現代文学名作選』(明治書院)、『失敗から学ぶ大学生のレポート作成法』(ひつじ書房)、参考資料として『新国語便覧』(大修館書店)
担当教員 邵 金琪

到達目標

1.日本語による表現について的確な理解力・表現力を身につけ、自己の学習・研究活動の経過を、専門用語を含む適切な語句を正しく用いて報告できる。(D1-3)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近現代の文学作品を読解し、その文章表現に沿って、舞台設定および登場人物の心情や行動の変化を把握し、描写の裏に隠された比喩的・象徴的意味までも理解した上で鑑賞することができる。近現代の文学作品を読解し、その文章表現に沿って、舞台設定および登場人物の心情や行動の変化を把握することができる。近現代の文学作品について、その文章表現に沿って、舞台設定および登場人物の心情や行動の変化を把握することができない。
評価項目2種類と目的に応じた言語表現について理解し、それぞれに必要な語彙・語法・表現法を高い水準で身につけ、自身の言語活動に効果的に活用することができる種類と目的に応じた言語表現について理解し、それぞれに必要な語彙・語法・表現法を身につけ、自身の言語活動に活用することができる。種類と目的に応じた言語表現について理解できず、それに必要な語彙・語法・表現法を自身の言語活動に活用することができない。
評価項目3自分の考えや調査結果などをわかりやすく論理的に(主張・理由・根拠/具体例・再主張)プレゼンテーションできる。自分の考えや調査結果などを論理的に(主張・理由・根拠/具体例・再主張)プレゼンテーションできる。自分の考えや調査結果などを論理的に(主張・理由・根拠/具体例・再主張)プレゼンテーションできない。

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D1) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D1-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国際社会で活躍する技術者に求められる日本文化への深い造詣、日本人のものの見方・考え方に対する理解を深める。日本語表現に関する知識・技術を習得しつつ、日本文学作品の読解を通して思考力・発想力を鍛え、論理的思考の過程や感受性・情緒を豊かに表現する言語感覚を磨いていく。
授業の進め方・方法:
2種類の教材を適宜使い分けることにより、日本語表現に関する知識・技術を習得しつつ、日本文学作品の読解を通して思考力・発想力を鍛え、論理的思考の過程や感受性・情緒を豊かに表現する言語感覚を磨くことを中心とした授業を展開する。言語活動(文章作成・スピーチ・批評)の実践は多用する。中間試験を実施しない。
注意点:
オフィスアワー:原則として放課後(16:30-17:00)に質問を受け付ける。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
表現 就職活動の準備①
授業の全体像を理解し、自分のこれまでを振り返り、自己分析できる。履歴書の書き方を理解し、自己分析をもとに書くことができる。
2週 表現 就職活動の準備② 志望先に対する理解を深め、志望理由を書くことができる。
3週 表現 就職活動の準備③ エントリーシートの特性を理解し、自分なりのシートを作成することができる
4週 表現 レポート作成①
レポートにふさわしい表現を理解し、レポートに活用できる。
5週 表現 レポート作成② レポートの構成を理解し、レポートのアウトラインを作成できる。
引用の目的を理解し、出典を明記できる。
6週 表現 レポート作成③ 学生同士の意見を踏まえ、レポートを修正できる。
7週 表現 レポート作成④ 提出前の最終チェックをすることができる。
8週 表現 敬語の種類・敬語の用法 敬語表現の基礎的種類・用法について理解することができる。
2ndQ
9週 文学 夏目漱石「夢十夜」 名作の一部を味わい、鑑賞することができる。
10週 文学 夏目漱石「夢十夜」 名作の一部を味わい、鑑賞することができる。
11週 文学 有島武郎「小さき者へ」 名作の一部を味わい、鑑賞することができる。
12週 文学 有島武郎「小さき者へ」 名作の一部を味わい、鑑賞することができる。
13週 文学 横光利一「蝿」 名作の一部を味わい、鑑賞することができる。
14週 文学 横光利一「蝿」 名作の一部を味わい、鑑賞することができる。
15週 文学作品のまとめ・テスト返却・解説 前期の学習について振り返ることができる。
文学作品を味わい、自分だけでなく周囲に目を向ける視野を養うことができる。
16週
後期
3rdQ
1週 表現 グループプレゼンテーションの構成づくりと調査 テーマについて情報収集や論理的な構成をつくるための方法を理解し、プレゼンテーションのアウトラインを作成できる。
2週 表現 グループプレゼンテーションの発表資料作成 必要な文献・資料を読解・理解し、課題の作成においてそれらを適切に引用できる。
視覚効果を配慮し、発表資料を作ることができる。
3週 表現 グループプレゼンテーションの修正 学生同士の意見を踏まえ、発表資料を修正できる。
4週 表現 グループプレゼンテーションの発表本番 わかりやすく論理的に(主張・理由・根拠/具体例・再主張)プレゼンテーションできる。
5週 表現 グループプレゼンテーションの発表本番 わかりやすく論理的に(主張・理由・根拠/具体例・再主張)プレゼンテーションできる。
6週 表現 敬語の用法・敬意表現 敬語表現の応用した用法について理解することができる。
7週 文学 中島敦「山月記」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
8週 文学 中島敦「山月記」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
4thQ
9週 文学 中島敦「山月記」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
10週 文学 筒井康隆「駝鳥」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
11週 文学 筒井康隆「駝鳥」
名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
12週 文学 村上春樹「沈黙」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
13週 文学 村上春樹「沈黙」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
14週 文学 村上春樹「沈黙」 名作の一部分を味わい、鑑賞することができる。
15週 まとめ・テスト返却・解説・授業アンケート実施 1年間の学習について振り返ることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験レポート発表課題合計
総合評価割合50202010100
基礎的能力501010575
分野横断的能力01010525