到達目標
1.日本語による表現について的確な理解力・表現力を身につけ、自己の学習・研究活動の経過を、専門用語を含む適切な語句を正しく用いて報告できる。(D1-3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1.日本語による表現について的確な理解力・表現力を身につけ、自己の学習・研究活動の経過を、専門用語を含む適切な語句を正しく用いて報告できる。(D1-3) | □ 近現代の文学作品を読解し、その文章表現に沿って、舞台設定および登場人物の心情や行動の変化を把握し、描写の裏に隠された比喩的・象徴的意味までも理解した上で鑑賞することができる。
□ 種類と目的に応じた言語表現について理解し、それぞれに必要な語彙・語法・表現法を高い水準で身につけ、自身の言語活動に効果的に活用することができる。 | □ 近現代の文学作品を読解し、その文章表現に沿って、舞台設定および登場人物の心情や行動の変化を把握することができる。
□ 種類と目的に応じた言語表現について理解し、それぞれに必要な語彙・語法・表現法を身につけ、自身の言語活動に活用することができる。 | □ 近現代の文学作品について、その文章表現に沿って、舞台設定および登場人物の心情や行動の変化を把握することができない。
□ 種類と目的に応じた言語表現について理解できず、それぞれに必要な語彙・語法・表現法を自身の言語活動に活用することができない。 |
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学科の到達目標項目との関係
実践指針 (D1)
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実践指針のレベル (D1-3)
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【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4
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教育方法等
概要:
文学作品の読解、鑑賞を通して、人間、社会、文化に対する理解を深め、思考力、想像力、表現力を伸ばすとともに感性や情緒を育み、教養ある社会人としてまた技術者として、文化の継承と創造及び社会の発展に寄与しようとする態度を養う。また、読む、書く、話す、聞くの言語活動能力をバランスよく育成することにより、国際社会で活躍する技術者に求められる、思考力、コミュニケーション力、表現意欲等の諸能力の伸長を図る。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。授業計画では文学作品の読解と、日本語表現法の演習を交互に行う予定だが、受講者の理解度に応じて進度はかわることがある。評価については、4回の試験の平均を80%、課題提出を20%の重みとする。授業目標(D1-3)が標準基準(6割)以上で、かつ科目全体で60点以上の場合に合格とする。評価基準については、成績評価基準表による。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・文学作品読解 |
教育目標・授業概要・評価方法等の説明/「坊ちゃん」夏目漱石
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2週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第1課「ことばと表現を知ろう」
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3週 |
文学作品読解 |
「最後の一句」森鴎外
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4週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第1課「ことばと表現を知ろう」
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5週 |
文学作品読解 |
「鼻」芥川龍之介
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6週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第1課「ことばと表現を知ろう」
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7週 |
文学作品読解 |
「清兵衛と瓢箪」志賀直哉
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
文学作品読解 |
試験解説/「セメント樽の中の手紙」葉山嘉樹
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10週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第1課「ことばと表現を知ろう」
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11週 |
文学作品読解 |
「よだかの星」宮沢賢治
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12週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第1課「ことばと表現を知ろう」
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13週 |
文学作品読解 |
「山椒魚」井伏鱒二
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14週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第2課「話してみよう」
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15週 |
文学作品読解 |
「路傍の石」山本有三
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16週 |
前期まとめ |
試験解説/黄金風景/前期まとめ
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後期 |
3rdQ |
1週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第2課「話してみよう」
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2週 |
文学作品読解 |
「名人伝」中島敦
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3週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第3課「敬語・敬意表現を使おう」
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4週 |
文学作品読解 |
「赤い繭」阿部公房
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5週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第3課「敬語・敬意表現を使おう」
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6週 |
文学作品読解 |
「おきみやげ」幸田文
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7週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第4課「書いてみよう」
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
文学作品読解 |
試験解説/「途中下車」宮本輝
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10週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第4課「書いてみよう」
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11週 |
文学作品読解 |
「童謡」吉行淳之介
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12週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第5課「分析と考察をしよう」
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13週 |
文学作品読解 |
「沈黙」村上春樹
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14週 |
日本語表現 |
『大学生のための日本語表現実践ノート』第6課「就職活動の準備をしよう」
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15週 |
文学作品読解 |
「離さない」川上弘美
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16週 |
まとめ |
試験解説/1年間のまとめ/授業評価
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題提出 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |