到達目標
本講義では、われわれが生活している社会の仕組みを経済学的視点から分析する方法を学ぶ。
経済学の基本的な考え方について概観した後、ミクロ経済学とマクロ経済学という経済学の二大分野の原理を学習する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | □経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の考え方や視点について適切な用語やモデルを用いて説明することができる。 | □経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の適切な用語やモデルの用い方を身につけている。 | □経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の適切な用語やモデルの用い方を身につけていない。 |
評価項目2 | □経済学の用語やモデルを用いて、社会の経済的側面について適切に説明し、モデルと現実の比較検討を行える。 | □経済学の用語やモデルを用いて、社会の経済的側面について適切に説明できる。 | □経済学の用語やモデルを用いて、社会の経済的側面について適切に説明できない。 |
評価項目3 | □市場主義経済の利点と限界を理解し、現代経済の問題についてある程度の妥当性のある根拠に基づいて自らの判断し、経済学の枠組みに沿って適切に説明できる。 | □市場主義経済の利点と限界を理解し、現代経済の問題についてある程度の妥当性のある根拠に基づいて自らの判断を示すことができる。 | □市場主義経済の利点と限界を理解し、現代経済の問題についてある程度の妥当性のある根拠に基づいて自らの判断を示すことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 1
説明
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教育方法等
概要:
・経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の適切な用語やモデルの用い方を身につけている。
・経済学の用語やモデルを用いて、社会の経済的側面について適切に説明できる。
・市場主義経済の利点と限界を理解し、現代経済の問題についてある程度の妥当性のある根拠に基づいて自らの判断を示すことができる。
授業の進め方・方法:
「15回分の授業+授業15回分の自学自習」で単位認定。
授業時間分と、自学自習分両方で単位認定とする。
自学習課題30%、中間試験30%、期末試験40%。
自学習課題(授業中提出する宿題)
①教科書の次回の範囲を読んでくる。
②授業中出題される問題に回答する。
A4レポート用紙(ワープロ可)で提出。
注意点:
1.D科、S科、C科は前期に、M科、E科は後期に実施。
2.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
3.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
前期オリエンテーション |
授業の進め方と経済学を学ぶ意味
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2週 |
経済学の考え方(1) |
経済学の10大“原理”
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3週 |
経済学の考え方(2) |
生産可能性フロンティア、フロー循環図、相互依存と交易
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4週 |
ミクロ経済学(1) |
市場における需要と供給の作用
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5週 |
ミクロ経済学(2) |
需要、供給、および政府の政策
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6週 |
ミクロ経済学(3) |
消費者、生産者、市場の効率性
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7週 |
ミクロ経済学(4) |
外部性
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
マクロ経済学(1) |
国民所得の測定
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10週 |
マクロ経済学(2) |
生計費の測定
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11週 |
マクロ経済学(3) |
生産と成長
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12週 |
マクロ経済学(4) |
貯蓄、投資と金融システム
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13週 |
マクロ経済学(5) |
総需要と総供給
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14週 |
マクロ経済学(6) |
開放マクロ経済学:基本的概念
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15週 |
マクロ経済学のまとめ |
貨幣が人間社会にもたらすものおよび最新の現代経済の問題について検討する。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 50 |
専門的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |